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アマンが伊勢志摩国立公園内に『アマネム』を開業

2015年7月27日
アマン
三井不動産株式会社

アマンと三井不動産株式会社は共同で、三重県の伊勢志摩国立公園内に2016年春、Amanemu(アマネム)の開業を計画しています。アマンにとりまして日本で2軒目の展開であり、温泉を有する初めてのリゾートとなります。

穏やかな自然の中に、日本が誇る旅館と温泉の伝統文化に敬意を表しデザインされたAmanemu(アマネム)は、「真珠の湾」として世界的に知られた英虞湾の美しい海岸線沿いに佇んでいます。24室のスイートと4室の2ベッドルーム・ヴィラの全室に温泉風呂を完備し、広大なアマン・スパ、レストラン、ラウンジなどの施設も備えています。

アマネムが位置する三重県志摩市は、東京から西へ約300km。名古屋からは列車なら約2時間の風光明媚な旅であり、ヘリコプターなら約25分というアクセスに恵まれています。恵まれた山海の幸と豊かな食文化、貴重な伝統文化の宝庫として名高い伊勢志摩国立公園内にあり、志摩市は2016年のG7サミットの開催地にも選ばれました。歴史と伝統に彩られ、自然の魅力溢れる環境に誕生するアマネムは、サンスクリット語で「平和なる」を意味するアマンと、日本語の「歓び」を意味するネムから名づけられ、自然との調和が美しい特別なサンクチュアリーとして、日本の持つ伝統美がアマンの感性を通して随所に表現されています。

シンプルでエレガントなスイートの大きなテラスからは、穏やかな英虞湾に点々と浮かぶ真珠の養殖いかだや島々を眺めることができます。各スイートにはプライベートな温泉風呂が造られ、またアマン・スパには広大な温泉施設の中に、ワツ専用のプール、4室のトリートメント・スイート、ジム、ヨガスタジオが揃い、さらに貸切温泉風呂が2棟併設されています。

アマネムは大崎半島の先端に位置しており、複雑なリアス式海岸線に囲まれ、豊かな自然、真珠の養殖、豊富な海の幸で知られる地域であり、日本生まれの世界的ブランド「松阪牛」の産地にも近接しています。リゾート内のレストランで提供する日本料理は、古代より朝廷や神宮に豊富な海産物・穀類などを献上していた‘Miketsukuni’(御食国)の伝統を踏襲し、今また、その豊かな食遺産を受け継いでいきます。

「アマン東京に続き、アマネムの開業を通して日本に於けるアマンジャーニーが始まります。日本独自の自然の美しさ、洗練された料理と特別なホスピタリティ‘omotenashi’(おもてなし)をお客様に提供することで、真のアマン・エクスペリエンスをご体験いただけるよう目指します」アマンCEOのオリヴィエ・ジョリヴェは語ります。「アマネムは、たぐいまれなロケーションに佇み、アマンの美学が特別な環境に融合しアマネムの魅力を際立たせています。ここは、アマン初の温泉リゾートであり、豊富な成分を含む温泉と共に、心身の健康と伝統をテーマにした豊かな体験をご提供いたします」

アマン会長のウラジミール・ドロニンは、次のように述べています。「アマネムは、ブランドとして30軒目の開業となり、都市型のアマン東京とは異なり、日本有数の伝統を誇る地方の魅力を余すところなくご体験いただける、類い希なデスティネーションです。日本の多様な文化に敬意を表しデザインされたアマネムは、伝統と現代性を融合したアマン初の温泉リゾートとなりました。今後もチームは、お客様に比類なき素晴らしいロケーションでのアマン・エクスペリエンスをご提供するために、一層の努力を惜しまないでしょう」


伊勢神宮


英虞湾の夕景


熊野古道


アマネム 客室

アマネムは、18ホールのチャンピオンシップ・ゴルフコースに隣接しています。またお客様のご要望に応じて、カスタムメイドのアマンジャーニーもご提供する予定です。ユネスコの世界遺産に登録されている参詣道「熊野古道」や神聖な神社「伊勢神宮」など、地域の伝統文化を探訪する特別な体験をお楽しみいただけます。

アマンは、プライベートな邸宅にいるかのような心温まるもてなしと、常に小規模であること、そして美しさの際立つラグジュアリーで非日常的な体験のできる、プライベートなリゾート・コレクションとして1988年に創設されました。そのコンセプトは、初のリゾートとして誕生したプーケット島のアマンプリ(平和なる場所)から、世界へと発信されていきました。現在、アマンは、ブータン、カンボジア、中国、フランス、ギリシャ、インド、インドネシア、イタリア、ラオス、モンテネグロ、モロッコ、フィリピン、スリランカ、トルコ、タークス&カイコス諸島、北米のデスティネーション、ベトナム、日本、ドミニカ共和国にて開業予定を含め30軒のリゾートを展開しています。