研究に携わる教員や研究者などが製薬・医療の専門家に相談できる
予約不要・無料の「Out of Box相談室」を10月7日より毎週金曜に開催
ファイザー 瀬尾氏、バイエル薬品 高橋氏、サノフィ 能見氏など製薬企業オープンイノベーション担当者も在籍
2016年10月6日
一般社団法人ライフサイエンス・イノベーション・ネットワーク・ジャパン(LINK-J)
三井不動産株式会社
三井不動産株式会社(本社:東京都中央区、代表取締役社長 菰田正信)とアカデミア有志が中心となって設立した一般社団法人ライフサイエンス・イノベーション・ネットワーク・ジャパン(理事長 岡野栄之、以下「LINK-J」)は、大学の研究者などを対象に、研究内容やアイデアを企業に提案するにあたって専門家に気軽に相談できる「Out of Box(アウト オブ ボックス)相談室」を、10月7日(金)に日本橋ライフサイエンスビルディングに開設します。
「Out of Box相談室」の背景と狙い
製薬・医療分野の研究に携わる教員や研究者、学生などの方々が自身の研究内容やアイデアを企業の研究助成プログラムなどに提案し、不採用となった際に、「採用可否のみで改善点が分からない」、「研究についての建設的な議論をしたい」などの声が聞かれます。優れたシーズやアイデアをビジネスの視点から研鑽し、世に送り出すことを目的として、当サービスの開設に至りました。
「Out of Box相談室」のMISSION
- 国内外のアカデミアと製薬企業の間の相互理解を促進
- 企業ニーズにマッチした研究を支援
- 日本発のシーズ、技術の効率的な実用化を通じて、患者様に貢献
サービスの詳細と利用の流れ
相談が可能なテーマは、創薬シーズ、創薬技術、創薬基盤、デジタルヘルス関連など多岐に渡ります※1。「Out of Box」在籍メンバーはLINK-Jサポーターであるファイザー 瀬尾亨氏、バイエル薬品 高橋俊一氏、サノフィ 能見貴人氏を始め、国内外の大手製薬企業のオープンイノベーションおよび研究開発の担当者などが担当し、研究内容やアイデアについてビジネスの視点からプロのアドバイスを行います。※2
- 1 どの分野でも相談可能ですが、在籍メンバーごとに専門分野があります。
- 2 ご相談いただいた内容は、在籍メンバー内のみで共有されます。
サービス利用イメージ
一般社団法人ライフサイエンス・イノベーション・ネットワーク・ジャパン(LINK-J)について
LINK-Jは、三井不動産株式会社とアカデミア有志が中心となって設立した一般社団法人です。医薬関連企業が集積する日本橋エリアを拠点に、産官学連携によるライフサイエンス領域でのオープンイノベーションを促進し、新産業創造を支援することを目的としています。医学をはじめ、理学や工学、ICTや人工知能といった新たなテクロノジーなど、あらゆる科学の複合領域であるライフサイエンス領域において、分野を超えた内外の人的交流・技術交流を促進していきます。
「Out of Box相談室」 運営内容
日時 | 毎週金曜日 午後※3 |
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場所 | 日本橋ライフサイエンスビルディング 10F コミュニケーションラウンジ |
備考 | 予約不要、参加費無料 |
- 3 開催日時の詳細はWEBサイト http://www.link-j.org/ をご覧ください。
LINK-Jサポーター制度について
LINK-Jでは、起業経験をお持ちの方や、研究・開発、経営、法律・財務など様々な領域で卓越した知見を有する方などにサポーターに就任いただいています。サポーターの方々にはLINK-J主催の各種イベントに参画いただくとともに、LINK-Jメンバー(特別会員)に対して個別の助言などを行っていただきます。
日本橋ライフサイエンス拠点について
三井不動産は日本橋において、以下のライフサイエンス拠点を整備しています。