「新産業創造」を掲げる柏の葉キャンパスに、
世界13ヵ国・地域から、技術系ベンチャー企業20社が集結
第7回『アジア・アントレプレナーシップ・アワード2018(AEA2018)』開催
AI/IoTおよびメディカル/ヘルスケアの注目ベンチャーと国内企業の事業連携を支援
2018年10月11日
アジア・アントレプレナーシップ・アワード運営委員会
三井不動産株式会社
国立大学法人東京大学産学協創推進本部
一般社団法人TXアントレプレナーパートナーズ
日本ベンチャー学会
アジア・アントレプレナーシップ・アワード運営委員会は、第7回「アジア・アントレプレナーシップ・アワード2018(以下:AEA2018)」を柏の葉キャンパス(千葉県柏市)にて2018年10月31日(水)~11月2日(金)に開催します。
第7回大会となる今回は、アジアを中心とする13の国と地域から選出された注目の技術系ベンチャー企業20社がエントリーしました。
開催地となる柏の葉キャンパスでは、2017年に国立がん研究センター東病院にて医療機器イノベーションを創出・発信する「NEXT 医療機器開発センター」が開設されています。また同年には、周辺エリアにIoT通信環境が整備されており、来春にはAI研究開発拠点新設も予定されているという背景から、AEA2018においてはAI/IoTおよびメディカル/ヘルスケア分野の事業を行うベンチャー企業を参加要件としています。
アワードは、(1)事業の革新性および経済的・社会的影響力、(2)事業の実行力、(3)日本の大企業との連携の可能性から審査され、入賞企業は賞金のほか、三井不動産が運営するコワーキングスペースの利用権および、日本の事業進出の展開サポートが受けられます。これまでに134社が参加し、AEAの出場を契機に、日本支社の立ち上げおよび日本企業との連携に繋がっています。今回日本からは、PLIMES株式会社、ヒラソル・エナジー株式会社、エピグノシステムズ株式会社、株式会社A-tractionの4社が出場します。
AEAでは、アジアのベンチャー企業や、大手民間企業から支援者まで、産官学が一体となったアジアのイノベーション創造におけるエコシステム(生態系)構築を目指しています。
<柏の葉キャンパスについて>
柏の葉キャンパスでは、都市課題を解決する「柏の葉スマートシティ」を目指し、公・民・学 連携で「環境共生」「健康長寿」「新産業創造」の3本柱で街づくりを推進しています。「新産業創造」の点では、2017年秋頃より、柏市、筑波大学、東京大学の協力を得て、柏の葉キャンパスを中心としたつくばエクスプレス沿線一帯にIoT通信ネットワーク環境を構築しており、2018年より街の環境情報を取得・可視化して、住みやすい街づくりの為の実証実験を始めています。また、2018年6月には、IoTの普及を目指すコミュニティとして「柏の葉IoTビジネス共創ラボ」が設立されました。
開催概要
日時 | 2018年10月31日(水)~2018年11月2日(金)の3日間 ※11月2日のみ一般公開 |
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会場 | 31VENTURES KOIL(千葉県柏市) 柏の葉カンファレンスセンター[KCC](千葉県柏市) |
主催 | アジア・アントレプレナーシップ・アワード運営委員会 |
共催 | 三井不動産株式会社、国立大学法人東京大学産学協創推進本部、 一般社団法人TXアントレプレナーパートナーズ、日本ベンチャー学会 |
公用語 | 英語(一部プログラムは日本語または日英同時通訳にて進行) |
一般参加 | 11月2日(金) 一般:5,000円(税込)、学生:無料 ※お申し込みは公式ウェブサイト、またはチケット販売サイトPeatix(https://aea2018.peatix.com/)にて受付中 |
公式HP | https://aea.events/j/ |
プログラム ※プログラムは変更の可能性があります
DAY1(10月31日) |
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DAY2(11月1日) |
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DAY3(11月2日) 一般公開日 |
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アワード概要
<審査方法>
セミファイナルにてエントリー企業全20社が各社10分間のプレゼンテーションを行い、上位6社がファイナルに進出。ファイナルでは10分間のプレゼンテーションを行い、公正な審査のうえ各賞受賞者を選出します。
<審査基準>
- 事業の革新性/経済的・社会的影響力 (世界経済・社会に変革をもたらす可能性、事業の拡張性)
- 事業の実行力 (競争優位性、マネジメントチーム、戦略の全体整合性、プレゼンテーションスキルを含むコミュニケーション能力)
- 日本の大企業との連携の可能性
<賞の内容>
- 優勝企業:賞金100万円
- 準優勝企業:賞金50万円
- 第3位:賞金30万円
- 柏の葉賞:賞金15万円 受賞企業の技術・製品・サービスを、柏の葉の街づくりコンセプトへの適合性、実装可能性から判断して採用を検討します。
- 31VENTURES賞:上記の受賞企業には副賞として、三井不動産が運営する31VENTURESオフィスのコワーキングスペース使い放題プランを2年間3名様に進呈
エントリー企業一覧
アジア各国にある技術系の起業家育成・支援に注力している大学やインキュベーション施設と連携し、各国のベンチャーコミュニティのキーパーソンであるノミネーション委員がベンチャー企業を選出。アジアで最も勢いのある技術系ベンチャー企業が日本に集結し本選に臨みます。
エントリー企業一覧 : http://aea.events/j/entry/
<過去の優勝企業>
- 2017年 Claro Energy(インド) 太陽光による灌漑ソリューションを提供
http://claroenergy.in/ - 2016年 BorderPass(マレーシア) 入国審査用紙をデータ化し空港での入国審査を迅速にするサービス
http://borderpass.com/ - 2015年 株式会社サイフューズ(日本) バイオ3Dプリンターの開発
http://www.cyfusebio.com/ - 2014年 T.Ware Pte. Ltd.(シンガポール) 自閉症患者向けのウェアラブルデバイス開発
http://www.mytjacket.com/ - 2013年 CONNEXX SYSTEMS株式会社(日本) 安全性と高エネルギー密度を両立した蓄電システム開発
https://www.connexxsys.com/ - 2012年 Cleabridge BioMedics Pte. Ltd.(シンガポール) 次世代がん診断装置開発
http://www.clearbridgebiomedics.com/
共催企業・団体一覧
<三井不動産株式会社>
柏の葉スマートシティ[WEB]http://www.kashiwanoha-smartcity.com/
31VENTURES[WEB]http://www.31ventures.jp/
三井不動産は、千葉県柏市の柏の葉キャンパス駅周辺エリアにおいて、世界の課題を解決する街づくりモデルを創出することを目指し、環境共生・健康長寿・新産業創造の3つのテーマのもと、柏の葉スマートシ ティ事業を進めています。新産業創造においては、ベンチャー共創事業「31VENTURES」を中心に、三井不動産の持つ幅広い商圏と多岐にわたる事業領域をいかして、街全体で多世代・多分野・多国籍の人々がつながる新たな産業創造を目指しています。 三井不動産および柏の葉スマートシティでは、2012年の立ち上げ時からAEAを支援しており、柏の葉を舞台にアジアのベンチャー企業や大手企業・起業支援者が集まるイノベーション創造のエコシステム構築を進めてまいります。
<国立大学法人東京大学産学協創推進本部>
[WEB]http://www.ducr.u-tokyo.ac.jp/
東京大学産学協創推進本部は、東京大学のオリジナルな研究成果を活用し、インパクトの高いイノベーションを実現すべく、知的財産の権利化、管理・活用、起業・事業化に係る支援を行っています。具体的には、研究者・学生向けの起業相談、ベンチャー企業向けのインキュベーション施設の運営・管理事業、東京大学協創プラットフォーム開発株式会社や株式会社東京大学エッジキャピタルを通した資金提供(ベンチャー
キャピタル)などを行っています。また、「東京大学アントレプレナー道場」「EDGE-NEXT」「本郷テックガ
レージ」などのアントレプレナー育成教育プログラムを運営しています。本アワードを通じて、グローバルな視点に立ってさらなる起業文化・アントレプレナーシップの醸成を進めてまいります。
東京大学産学協創推進本部へのお問い合わせ 各務 Tel:03-5841-1482
<一般社団法人TXアントレプレナーパートナーズ>
[WEB]http://www.tepweb.jp/
TXアントレプレナーパートナーズは、つくばエクスプレス沿線を中心に起業家やベンチャー企業の支援活動を行う組織で、地域の大学、研究機関、行政、民間企業、個人支援者が連携して、持続可能なベンチャー支援のネットワーク構築を進めています。起業家が自国・地域内に留まらずアジアや世界に視野を広げる機会として本アワードを開催し、日本をはじめアジアの創業育成環境をより一層醸成していきます。
<日本ベンチャー学会>
[WEB]http://www.venture-ac.ne.jp/
日本ベンチャー学会は、新産業創出にむけて、ベンチャー企業および一般企業における企業活動等について理論・実証・実践に関する研修を行うとともに、産学協同の推進および企業家活動の支援に寄与することを目的とします。単なる研究者だけの集まりではなく、大手企業、ベンチャー企業、行政関係者など多様な人々のネットワークを形成しながら、「思考する学会」であると同時に「行動する学会」としての機能を高め、イノベーションの創出を担う企業家活動やベンチャーに関わる社会的なプラットフォームとなることを目指しております。