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三井不動産ロジスティクスパーク船橋・&GATEに
物流ICT体験型ショールーム「MFLP ICT LABO 2.0」が2月13日にオープン
業界初 入荷から出荷まで全ての物流業務フローを自動化した
「フルオートメーション物流モデル」を展示

2020年2月13日
三井不動産株式会社

本リリースのポイント

  • 業界初「フルオートメーション物流モデル」を展示した体験型ショールーム「MFLP ICT LABO 2.0」がオープン
  • 日本での常設展示は初めてとなる搬送ロボットなど約30種類の最新物流ICT関連機器を展示
  • 人手不足など物流業界の課題に対して「MFLP ICT LABO 2.0」を活用したソリューション提案を強化

三井不動産株式会社(所在:東京都中央区 代表取締役社長 菰田正信)は、今般、2017年9月に開設した「MFLP ICT LABO」(約130&m2)を拡大移転し、約10倍の面積を有する「MFLP ICT LABO 2.0」をMFLP船橋・&GATE内にオープンいたします。トラックコンテナの商品が搬出されるところから積載されるまで“人の手を一切介さない”「フルオートメーション物流モデル」を展示する物流ICT体験型ショールームは、業界初※の施設となります。

また、本施設では「フルオートメーション物流モデル」のほか、国内外から約30種類の最先端の物流ICT機器を揃えており、当社施設の入居企業様および入居検討企業様に最新の物流ICT機器を実際に体験していただくことが可能です。

人手不足等が深刻な課題となっている物流業界において、当社は「MFLP ICT LABO 2.0」を活用し、倉庫内物流の自動化・省人化ソリューションを提供するとともに、入居企業様および入居検討企業様の課題解決に取り組んでまいります。

※物流施設を開発運営するデベロッパーがICT に特化した体験型ショールームを設置することは、初の取り組みになります。


「MFLP ICT LABO 2.0」(1)

「MFLP ICT LABO 2.0」(2) 

「MFLP ICT LABO 2.0」(3)

「MFLP ICT LABO 2.0」(4)

■当社の物流施設事業におけるこれまでの取り組み

当社は、2012年4月より本格的に物流施設事業に参入して以降、2015年4月からロジスティクス本部を発足し、入居企業のソリューションパートナーとして、多種多様なヒト・モノ・コトを繋げ、既存の枠にとらわれない価値づくりに挑戦しています。
物流業界を取り巻く環境として、人手不足やICT製品の多様化により、自動化への関心度が更に高まっています。特に、庫内作業において、人手不足を背景に省力化やICTを活用した自動化・効率化が急務となっています。一方で、現時点で物流における自動化は部分的な展開にとどまっており、物流全体の自動化を推進出来ていないという課題をお持ちの企業様が多くいらっしゃいます。
そのような物流業界において、既存の物流施設における課題の抽出など顧客に寄り添うソリューション提案力をさらに強化することを目指し、先進的な物流施設の開発を積極的に推進するとともに、2017年9月には「MFLP ICT LABO」を三井不動産ロジスティクスパーク船橋Iに開設し、各企業の自動化・省人化における課題やニーズを伺ってまいりました。

■「MFLP ICT LABO 2.0」の特徴(1)業界初「フルオートメーション物流モデル」

更なる自動化・省人化ソリューション営業の強化を目指し、入荷から出荷まですべての物流業務フローを自動化した「フルオートメーション物流モデル」を展示しています。在庫管理や各機器の処理能力・起動スピードの調整を行うWMS(倉庫管理システム)を一から構築し、トラックコンテナの商品が搬出されるところから積載されるまで、人の手を借りずに荷物が流れる姿をご覧頂けます。

■「MFLP ICT LABO 2.0」の特徴(2)日本での常時展示初の最新機器が一同に会する

展示されている各分野における機器は、国内外から最先端の物流ICT機器を取り揃えました。日本での常設展示が初となる人とロボットが共同作業を行う協働型搬送ロボット「AMR:Autonomous Mobile Robot(Syrius Robotics Co., Ltd)」や、本LABOでしか体験することが出来ない常設された棚移動ロボット「EVE(株式会社ギークプラス)」など約30種類の最新ソリューションを展示しています。また、体験型ソリューションゾーンでは、実際に機器を操作・使用して頂き、機器の効果を体感していただくことが可能です。

■「MFLP ICT LABO 2.0」の特徴(3)入居企業皆様のニーズ答える物流コンサルティング

2017 年9 月に開設した「MFLP ICT LABO」では、延べ250社以上の企業様にご来場いただき、10社を超える企業様にて物流ICT機器が導入されております。単なる床貸しに留まらず、入居企業様の様々なニーズにお応えするソリューションパートナーとなるべく、「MFLP ICT LABO 2.0」内にはコンサルティングルームも併設しました。企業様へのソリューション提案を強化し、物流ICT機器の導入に関する倉庫内レイアウトの検討やコストメリットの算出など、これまで以上に柔軟に各企業様の課題を解決するオーダーメイドのソリューション提案に取り組んでまいります。

<「MFLP ICT LABO 2.0」で展示・体験できる主なICT関連機器>

    

★がMFLP ICT LABO 2.0より新たに追加した機器となります。

1.オートフォーク[三菱ロジスネクスト株式会社]★ 2. AGV(S-CART)[日本電産シンポ株式会社]
AGF(Automated Guided Forklift)によるラック保管から平置き段積までフレキシブルな搬送を実現する無人フォークリフトシステム。
レイアウト変更や使用場所の移動にも柔軟に対応、人に変わる自動搬送台車。
3.オートストア[株式会社オカムラ] 4.ピッキングロボ[東芝インフラシステムズ株式会社]
高密度に収納されたコンテナをロボットが入出庫を行う人に優しいロボットストレージシステム。
払い出されたコンテナの商品をロボットが自動認識しピッキング、オリコン(折りたたみコンテナ)へ効率良く詰めるソリューション。 
5.シャトル&サーバー★[株式会社IHI物流産業システム] 6.EVE [株式会社ギークプラス]★
高速で走行する複数のシャトルが出荷別や方面別に高速仕分けする自動倉庫システム 。
GTP(Goods to person)の代表格。棚移動ロボットでピッキングデモのご体験ができるのは本ラボのみ。
7.AMR:Autonomous Mobile Robot[Syrius Robotics Co., Ltd.(中国・深セン)]★ 8.SAI SOON[株式会社ニコンシステム]★
人とロボットが共同作業を行う協働型自律走行搬送ロボット。導入がしやすく、操作のしやすさから、EC倉庫などピッキング作業量が変動する大きな倉庫運営に最適。
ECささげ業務を効率化。撮影した画像から、自動で「採寸」と「商品写真加工」を実現。

※この他にも約20種類の最新ソリューションを展示しています。

< 「MFLP ICT LABO 2.0」施設概要 >

所在地 千葉県船橋市浜町2-3-1 (MFLP船橋・&GATE内)
アクセス JR京葉線南船橋駅 徒歩約9分
規模 1F:1,021&m2 2F:404&m2
構成 フルオートメーション展示エリア 先進機器体感エリア コンサルティングルーム シアタールーム