2020年

※ニュースリリースに掲載されている情報は、発表日現在の情報です。予告なしに変更されることがありますので、あらかじめご了承ください。

  • ライフサイエンス

LINK-J 関西でライフサイエンス領域の交流・連携促進を本格始動
三井不動産 大阪に新拠点「ライフサイエンスハブウエスト」を開設
~大阪・道修町-東京・日本橋の連携を強化し、さらなるイノベーション創出へ~

2020年9月7日
一般社団法人ライフサイエンス・イノベーション・ネットワーク・ジャパン
三井不動産株式会社

一般社団法人ライフサイエンス・イノベーション・ネットワーク・ジャパン(本社:東京都中央区、理事長 岡野栄之、以下LINK-J)と三井不動産株式会社(本社:東京都中央区、代表取締役社長 菰田正信、以下三井不動産)は、これまで東京・日本橋を拠点に、ライフサイエンス領域での「コミュニティの構築」「場の整備」「資金の提供」を通じ、オープンイノベーションを促進してまいりました。このたび、「コミュニティの構築」を担い「交流・連携」「育成・支援」事業を展開するLINK-Jは、「LINK-J WEST」として様々な団体と協業しながら関西地域で本格的に活動を開始いたします。同時に、「場の整備」を担う三井不動産は、大阪に新しいライフサイエンス拠点「ライフサイエンスハブウエスト」を開設いたしました。

■本リリースの概要

  1. 東京・日本橋での実績を活かし、LINK-Jが「LINK-J WEST」として関西でライフサイエンス領域の交流・連携、育成・支援活動によるコミュニティの構築を開始
  2. 三井不動産が大阪に新拠点「ライフサイエンスハブウエスト」を開設、関西での活動拠点に
  3. 「コミュニティの構築」と「場の整備」の両輪でイノベーション創出をさらに促進

LINK-J WESTとしては今後大阪でイベント・プログラムを開催する他、大阪道修町・東京日本橋連携プロジェクトとして大阪と東京のイベントを双方向でつなぐことで、関西における最先端のライフサイエンス領域の情報をリアルタイムに共有し、大阪-東京間のコミュニケーションを促進してまいります。ライフサイエンスハブウエストには、三井不動産の培ったノウハウをもとに、リアルでもオンラインでも“ひとが集まる仕掛け”が導入されており、LINK-J WESTの活動の拠点となる他、大阪と東京をつなぐ場として機能します。

LINK-Jと三井不動産による機会と場の創出により、東京では様々なスタートアップ企業が活躍の場を広げています。関西を拠点とした活動を本格始動し、関西と東京をつなぐことで、さらにライフサイエンス領域でのイノベーション創出を促進してまいります。

(1)東京・日本橋での実績を活かし、LINK-Jが「LINK-J WEST」として関西でライフサイエンス領域の交流・連携、育成・支援活動によるコミュニティの構築を開始

■会員数441・開催イベント数518回/年~東京・日本橋における「LINK-J」の実績

LINK-Jは、三井不動産株式会社と産学の有志が中心となって設立した一般社団法人です。医薬関連企業が集積する、東のくすりの街である東京・日本橋エリアを拠点に、産官学連携によるライフサイエンス領域でのオープンイノベーションを促進し、新産業創造を支援することを目的としています。主な活動は、ライフサイエンス領域のプレイヤーの「交流・連携」の促進、「育成・支援」です。
設立から4年半が経過した現在、会員数は、現在法人・個人含めて441となりました。また、2019年はライフサイエンス領域の識者やベンチャー企業などが登壇するイベントや交流会を年518回実施いたしました。

■LINK-J WESTの活動により関西発イノベーションと大阪―東京間のコミュニケーションを促進

LINK-J WESTは東京での実績を活かし、ライフサイエンスハブウエストにて定常的にイベントを開催するだけでなく、東京との双方向イベントを行うことで、関西アカデミア発のシーズや製薬企業の新しい試みなど、最先端のライフサイエンス領域の情報を東京にリアルタイムに共有し、大阪-東京間での双方向コミュニケーションを促進します。
今般の新たな活動の開始について、LINK-J理事長 岡野 栄之(慶應義塾大学大学院医学研究科 委員長/慶應義塾大学医学部生理学教室 教授)は、次のように述べています。「ライフサイエンスはあらゆる科学の複合領域であり、問題解決のためには外部の専門家との積極的な協業が必要です。今般の新拠点の開設と新たな活動の開始により、LINK-Jの活動が将来的には日本全体に広がり、ライフサイエンス・イノベーションの創出につながることを期待しています」。
また、LINK-J副理事長 澤 芳樹(大阪大学大学院医学系研究科 外科学講座 心臓血管外科教授)は、「コロナ禍において、ライフサイエンス・イノベーションの重要性は一層増しています。LINK-J WESTの活動とあわせ関西発のイノベーションをさらに加速させ、ライフサイエンス産業の発展に貢献してまいります」と述べています。

【LINK-J WEST プレイベント実績】
■主なイベント連携先
近畿バイオインダストリー振興会議、大阪府、関西医薬品協会、千里ライフサイエンス振興財団など

■実績(例)
2019年9月:大阪と東京で同時中継イベントを開催。
大阪で120名、東京で200名の参加申込

■大阪府と提携開始~国内外で進む連携、広がるLINK-Jのライフサイエンスネットワーク

LINK-Jは、国内外の様々なライフサイエンス団体・企業・アカデミア・自治体と連携しています。国内のアカデミアとの連携では、各アカデミアが持つシーズを発信し、協業先を探すイベント等を実施してまいりました。また、この度のLINK-J WESTの始動と合わせ、大阪府とライフサイエンス領域におけるイノベーション創出を目的とした覚書を締結しました。今後は大阪府を始め、既に覚書を締結済の京都リサーチパーク、神戸医療産業都市推進機構など、大阪・京都・神戸等の関西エリアで活躍するライフサイエンス団体と関西地域のライフサイエンス産業をさらに活性化し、産業の発展に貢献していきます。
海外ではアメリカやヨーロッパにおいて、LINK-Jのようなハブ組織(米国サンディエゴのライフサイエンス団体BIOCOM等)、UCサンディエゴ、UCLAなどのアカデミアと提携し、活動を進めています。


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(2)三井不動産が大阪に新拠点「ライフサイエンスハブウエスト」を開設、関西での活動拠点に

■新拠点「ライフサイエンスハブウエスト」の機能~“ひとが集まる仕掛け”

三井不動産は、かねてより関西支社を中心に、大阪府との社会課題解決へ向けた取組(包括連携協定)、大阪大学とのEXPOCITYを中心とした産官学連携(連携協定)、大阪市の協力のもと実施した御堂筋活性化など、関西の地域活性化への取組を行ってまいりました。
このたび、東京・日本橋で「産業創造」の取組として力を入れてきたライフサイエンス・イノベーション推進事業を、関西における地域活性化に向け展開してまいります。「場の整備」の一環として設立された「ライフサイエンスハブウエスト」は、道修町から徒歩圏内、大阪メトロ御堂筋線「本町」駅から徒歩1分の好立地にある御堂筋三井ビルディング内に開設され、情報発信の場となるカンファレンスルーム(貸会議室)、ライフサイエンス業界の関係者が日々集うことのできるコミュニケーションラウンジ、関西の企業や東京の企業のサテライトとして使用できるサービスオフィスなどが設置されており、三井不動産が蓄積したノウハウをもとに“ひとが集まる仕掛け”が導入されています。
ライフサイエンスハブウエストは、対面で交流する“リアルの場”と、距離に捉われずコミュニケーションが取れる“Webでの繋がり”を融合した“場”として機能し、LINK-J WESTの活動の拠点となります。

(3)交流・連携による「コミュニティの構築」と活動拠点となる「場の整備」の両輪でイノベーション創出をさらに促進

■「コミュニティの構築」と「場の整備」~両輪によるイノベーション創出支援

これまでのLINK-Jと三井不動産による機会と場の創出により、資金調達による事業拡大や、大手企業との事業取引などにつながり、様々なスタートアップ企業が活躍の場を広げています。現在、東京におけるライフサイエンス拠点は9か所となり、ライフサイエンス領域のベンチャー企業や大学などのテナントが126集積し、産官学の交流が促進されるなど、イノベーションの創出・育成に繋がるエコシステムが拡大しています。
今後は関西にて交流の機会を提供する「LINK-J WEST」と、その活動拠点となる「ライフサイエンスハブウエスト」の両輪で、関西でもライフサイエンス産業のさらなる発展に貢献してまいります。

ライフサイエンスハブウエスト詳細

  • カンファレンスルーム
    • 東京・大阪を双方向で同時中継することができ、情報発信の場として機能
    • LINK-J会員は東京、大阪のどちらも利用可能

  • コミュニケーションラウンジ
    • ライフサイエンス業界関係者の交流の場として機能
    • 短時間の打ち合わせや休憩場所としても利用可能
    • オープンなイベントスペースとしても利用可能。カンファレンスルーム同様、東京・大阪間の同時中継機能有り

  • サービスオフィス
    • 関西のベンチャー企業や東京の企業のサテライトオフィスとして、オフィス家具や機器、Wi-Fiなどのビジネスに必要な機能を完備
    • 1名用から7名用まで、必要に応じた広さの選択が可能で、ベンチャー企業の需要に応じたオフィスを提供

所在地 大阪府大阪市中央区備後町4-1-3 御堂筋三井ビルディング4階
延床面積 約994.02 m²(約300.69坪)
※うちサービスオフィス総面積:343.37㎡(103.87坪)
使用開始 2020年9月7日
アクセス 大阪メトロ御堂筋線・中央線「本町」駅【2番出口】より徒歩1分

施設外観・内観

■LINK-J概要(2020年9月現在)

法人名 一般社団法人ライフサイエンス・イノベーション・ネットワーク・ジャパン (LINK-J)
設立日 2016年(平成28年)3月
役員 理事長 :岡野 栄之(慶應義塾大学大学院医学研究科 委員長/慶應義塾大学医学部生理学教室 教授)
副理事長:澤 芳樹(大阪大学大学院医学系研究科 外科学講座 心臓血管外科教授)
理事 :植田 俊(三井不動産株式会社 取締役常務執行役員)
理事 :曽山 明彦(一般社団法人ライフサイエンス・イノベーション・ネットワーク・ジャパン事務局長)
監事 :菊地 裕太郎(菊地綜合法律事務所 所長)
監事 :杉本 茂(さくら綜合事務所 代表)

理事長 岡野栄之プロフィール

慶應義塾大学医学部卒業。1989年に米国ジョンス・ホプキンス大学医学部生物化学教室(クレイグ・モンテル博士)に留学。1994年に筑波大学基礎医学系分子神経生物学教授、1997年に大阪大学医学部神経機能解剖学研究部教授、1999年には大学院の重点化に伴い大阪大学大学院医学系研究科教授に就任。2001年より慶應義塾大学医学部生理学教室教授、2017年10月より慶應義塾大学医学研究科委員長、今に至る。専門分野は分子神経生物学、発生生物学、再生医学。

副理事長 澤芳樹プロフィール

大阪大学医学部を卒業後、医学部第一外科に入局。1989年にフンボルト財団奨学生としてマックス・プランク研究所(ドイツ)に留学。帰国後は大阪大学医学部にて講師、助教授を経て、心臓血管外科主任教授(現役)に就任。内閣官房医療イノベーション推進室では次長を務めた。再生医療および産学連携などに造詣が深く、日本再生医療学会(理事長)、ジャパンバイオデザイン協会(理事長)、日本胸部外科学会(理事長)なども務める。専門領域は重症心不全、弁膜症、先天性心疾患など。

■ライフサイエンスハブウエスト設備概要

カンファレンスルーム(貸会議室)

部屋名称 利用時間 面積(坪) 最大収容人数
(スクール型)
A会議室 平日 9時~20時
土日祝 9時~18時半
約52.53坪 105名
B会議室 約20.88坪 54名
A+B会議室 約72.91坪 153名
401会議室 約8.29坪 16名
402会議室 約3.33坪 6名

コミュニケーションラウンジ

部屋名称 利用時間 面積(坪)
ラウンジ 平日 9時~20時
土日祝 9時~18時半
約54.45坪

サービスオフィス

サービスオフィス 部屋数(席数)
オープンデスク -(12席)
1人用パーソナルブース 6(6席)
2人用パーソナルブース 6(12席)
3人用パーソナルブース 2(6席)
4人用パーソナルブース 5(20席)
7人用パーソナルブース 1(7席)

■三井不動産のライフサイエンス・イノベーション推進事業

三井不動産は、事業領域拡大のための新産業創造を重要な戦略と位置づけています。ベンチャー企業や大学、シーズ、病院、大手製薬会社などのキープレーヤーが、コラボレーションを通じてお互いの知識・技術・資本を活かしながら、業界の枠を超えて研究開発を発展させていく、というエコシステムを「コミュニティの構築」、「場の整備」、「資金の提供」を通じて構築することで、ライフサイエンス領域におけるイノベーション創出を支援します。

  • 「コミュニティ」の構築
    LINK-Jは、ライフサイエンス領域での「オープンイノベーションの促進」と「エコシステムの構築」を目的とし、それを実現するために、「交流・連携」および「育成・支援」事業を行っています。2020年9月時点の会員数は441名、2019年に開催した交流・連携イベントは518件となりました。
  • 「場」の整備
    三井不動産はイノベーションによる新産業の創造・育成につながるエコシステムを構築する空間(ハード)を整備します。賃貸ラボ&オフィスに加え、東京日本橋エリアを中心にライフサイエンス関連の多様なプレイヤーやベンチャー企業などが入居するライフサイエンスビルシリーズを9か所展開しており、ライフサイエンスハブウエストは10拠点目となります。拠点整備以降、東京日本橋エリアには新たに126テナントが集積しています。
  • 「資金」の提供
    三井不動産はLP投資を通じて、大学・研究機関における高度な技術シーズをより多く実用化させ、ライフサイエンス系ベンチャー企業を支援することにより、新産業創造を更に加速してまいります。

■三井不動産の東京・日本橋におけるライフサイエンス拠点

  1. 日本橋ライフサイエンスビルディング
  2. 日本橋ライフサイエンスビルディング2
  3. 日本橋ライフサイエンスハブ
  4. 東硝ビル
  5. MFPR日本橋本町ビル
  6. LAUNCH日本橋人形町
  7. 福島ビル
  8. 上野ビル
  9. 日本橋本町三丁目ビル

■三井不動産関西支社の地域活性化の取組について

大阪府との包括連携協定

三井不動産と大阪府は、2019年8月19日に大阪府の社会課題重点6分野(健康・スポーツ、子ども・福祉、雇用促進、地域活性化、府政のPR、安全・安心)に関する連携と協働に関する包括連携協定を締結しました。この連携により三井不動産は、自社で運営・管理する施設にて、大阪府と共に社会課題の解決と個性豊かで魅力ある地域社会の実現を目的とした取り組みを推進しています。双方の連携による街づくりを通し、持続可能な社会の構築、SDGsの達成に貢献していきたいと考えています。

大阪大学との連携協定

三井不動産と国立大学法人大阪大学は、当社が運営する大型複合施設EXPOCITYにおいて、大阪大学研究者が、教育・研究・共創活動等を行うことで、EXPOCITYに『学ぶ』楽しさを感じられる空間を創出し、地域社会に貢献することを目的とした連携協定を締結しました。本連携協定により、EXPOCITY来場者の協力や参加を得ながら、優秀な人材の育成、イノベーティブな研究の推進、サイエンスカフェの開催等を進め、『学び』の空間としてのEXPOCITYを創出することで、社会と共に新たな価値を生み出していきます。これらの取組みを通じて、大阪北摂地域を中心とした地域社会の活性化に貢献していきます。

御堂筋天国プロジェクト

2025年の大阪・関西万博、2037年の御堂筋100周年に向けて、大阪の背骨である御堂筋エリアが「世界のブランド・ストリート」として、人が集まるエリア、人が暮らすエリアへと生まれ変わる必要があります。そこで、御堂筋活性化の思いを同じくする三井不動産、農林中央金庫、御堂筋まちづくりネットワークが手を取り合い、大阪市の協力のもと、2019年4月に「御堂筋天国プロジェクト」を発足しました。御堂筋天国プロジェクトでは、季節ごとのイベントを通して関西の食材や文化に触れる機会を提供することで、地場産品の消費拡大や関西各地への送客を通じた地域活性化を目指します。今後はさらに、個々の知見を活かし、産・官・学など、様々なステークホルダーを巻き込みながら、御堂筋エリアが新たな観光地として認知を獲得し、御堂筋に人が集まり、にぎわいのあるエリアとなるべく、活動してまいります。

■三井不動産グループのSDGsへの貢献について

https://www.mitsuifudosan.co.jp/corporate/esg_csr/
三井不動産グループは、「共生・共存」「多様な価値観の連繋」「持続可能な社会の実現」の理念のもと、人と地球がともに豊かになる社会を目指し、環境(E)・社会(S)・ガバナンス(G)を意識した事業推進、すなわちESG経営を推進しております。当社グループのESG経営をさらに加速させていくことで、日本政府が提唱する「Society 5.0」の実現や、「SDGs」の達成に大きく貢献できるものと考えています。

※なお、本リリースの取り組みは、SDGs(持続可能な開発目標)における4つの目標に貢献しています。

目標3 すべての人に健康と福祉を
目標8 働きがいも経済成長も
目標9 産業と技術革新の基盤をつくろう
目標17 パートナーシップで目標を達成しよう

もっと三井不動産を知る

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