2021年

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  • 街づくり(複合施設)

三井不動産、「日比谷松本楼」に出資、業務提携に関する協定締結
―食やエンターテインメントなどで連携し、日比谷エリアの更なる発展を目指す―

2021年3月31日
三井不動産株式会社
株式会社日比谷松本楼

三井不動産株式会社(本社:東京都中央区、代表取締役社長菰田正信、以下 三井不動産)と、株式会社日比谷松本楼(本社:東京都千代田区、代表取締役社長小坂文乃、以下 日比谷松本楼)は、日比谷公園および周辺エリアの更なる発展・価値の創出をともにめざすため、三井不動産から日比谷松本楼への資本出資を行うとともに、今後の業務提携をより強固とするための協定を2021年3月22日付で締結しました。

1世紀以上に渡り日比谷の地に根差して、新たな文化の形成と発信に寄与してきた両社の経験を発揮し、魅力ある街づくりに不可欠である食文化の発信や映画・演劇を中心としたエンターテインメントなどの体験価値を提供してまいります。100年先の未来に向けて、これからも時を重ねるごとに進化していく「経年優化」の街づくりを推進し、日比谷エリアの更なる発展を目指します。


日比谷松本楼本店

東京ミッドタウン日比谷

■日比谷松本楼について

日比谷松本楼は1903年、日比谷公園のコンセプトである「3つの洋(洋花、洋食、洋楽)」の1つとして開園に合わせて創業されました。毎年開催される、日比谷公園における「10円カレーチャリティーセール」や、「丸の内大盆踊り大会」は、日比谷公園の風物詩となっており、皆様に愛されながら営業を続けてきました。

小坂文乃現社長の曾祖父である梅屋庄吉は、現在の映画会社「日活」の前身となる「日本活動写真株式会社」の創業者の1人として、草創期の日本映画界を牽引し、映画事業の成功によって築いた財産をもとに中国革命において孫文を支援した人物として知られています。孫文の日本滞在時における梅屋との交流の場としてはもとより、2008年においても福田康夫総理(当時)主催の「胡錦濤国家主席訪日歓迎夕食会」が開催されるなど、日比谷松本楼は歴史的な舞台となっています。

■三井不動産と日比谷の関わりについて

日比谷の地には、1894年に「有楽町三井集会所旧館(日本館)」、1898年には「有楽町三井集会所(西洋館)」が構えられ、これらの施設は三井家の諸事業部の会議の場としてだけでなく、民間外交の場としても活用されてきました。その後も1930年に「三信ビルディング」が、また1960年には「日比谷三井ビルディング」が竣工し、当社にとって重要なビジネス拠点となりました。

2018年3月にはこれらのビルの再開発事業として「東京ミッドタウン日比谷」を開業。TOHOシネマズ 日比谷を含め、個性あふれる約60店舗の商業施設を含む複合施設で、開業以来、多くの方にお越しいただいています。日比谷の持つ「In the Park(緑やオープンスペースと街が連続した空間となり、心が豊かになる街)」「Entertainment(新たな芸術文化・エンターテインメントを発信する街)」「Elegance(文化的刺激に溢れ、本物を知る大人たちが集う街)」を街固有の提供価値として、世界中の様々な文化・感性・才能の日比谷への集結・交流を促し、“未来志向の新たな体験や価値を創出する”街づくりを行っています。


有楽町三井集会所旧館(日本館)

三信ビルディング

■出資合意および協定締結の経緯について

三井不動産は全国で公園と街が一体となった賑わいづくりを推進する中で、日比谷公園において象徴的なレストランである日比谷松本楼と、日比谷公園パークミーティングや日比谷音楽祭実行委員会などに共に参加をしています。

このたび、日比谷松本楼のもつブランド価値や、近代史の歴史的舞台としての文化価値を守り、将来に向かって日比谷公園や日比谷の街とともに発展していきたいという想いと、三井不動産が推進する、「東京ミッドタウン日比谷」を起点とした日比谷エリアの賑わい創出、まちのネットワークづくりを目指したいという想いが合致し、三井不動産から日比谷松本楼への出資ならびに経営人材の派遣※について合意に至りました。

さらに、三井不動産の知見・ノウハウを活用し日比谷松本楼固有の価値を高めるとともに、小坂社長や松本楼の持つ近代史における歴史的遺産や、映画・食文化などの文化的遺産の提供を通じて、日比谷エリアのさらなる価値創出を図るために今後連携を強化することについて両社で協定を締結しました。

なお、本出資を実施した2021年3月22日以降、日比谷松本楼は三井不動産の関連会社となります。

※三井グループの迎賓施設である綱町三井倶楽部の現社長・鹿島義之が、4月1日より取締役となります。

■三井不動産株式会社 執行役員日比谷街づくり推進部長 齋藤 宏樹 コメント

「日比谷公園とともに100年以上に渡り発展を続けられてきた日比谷松本楼と提携することができ、大変嬉しく思っています。三井不動産はこれまで、日比谷の地に根差し、「東京ミッドタウン日比谷」の開発などを通じて地元の皆様とともに未来志向の街づくりを推進してまいりました。日比谷松本楼は日比谷という街の歴史そのものと言ってもよく、永年培ってきたブランド価値や歴史的舞台としての文化価値を守り続けるべきものと考えます。将来的には、当社が関係者とともに検討を進めている「内幸町一丁目街区のまちづくり」などとともに、日比谷公園も含めたエリア全体の価値向上・魅力向上を推進できるものと期待しています。」

■株式会社日比谷松本楼 代表取締役社長 小坂 文乃 コメント

「次の100年、日比谷公園とともに日比谷松本楼を残していくことを考えました。ここには117年間のお客様のかけがえのない大切な時間と歴史を紡いできたご先祖様、そして社員の想いが息づいています。しっかりと明治時代から続く食文化と日比谷の歴史を伝えていくこと。このことが唯一無二の日比谷エリアとしての価値をあげていくことに繋がると信じております。これからの日比谷公園・日比谷エリアを、三井不動産とともに発展させていけますことを楽しみにしております。」

(主な取り組み事例)
■連携施策 第1弾 日比谷・銀座エリアの観劇の祭典「Hibiya Festival 2021」

日本のブロードウェイ「日比谷」ならではのイベントとして2018年から開催している観劇の祭典「Hibiya Festival」において、日比谷松本楼が「まちなか劇場」の会場となり、「東京二期会 緑のオペラステージ」を開催します。また、オンライン会場「Hibiya Fes Channel」で配信予定の映像コンテンツでは、松本楼のテラスを舞台に、日比谷公園を借景とした能楽・オペラのパフォーマンス映像を公開します。

今後も、日比谷シネマフェスティバルやビアガーデンのイベントなど、様々なイベントにおいて協業を重ね、日比谷エリアを盛り上げる取り組みを推進していきます。


日比谷松本楼テラス


能楽パフォーマンス映像(イメージ)
出演:能楽師観世流シテ方 武田宗典氏

「Hibiya Fes Channel」オペラ映像出演
(左)金山京介氏/(右)高橋維氏

「Hibiya Festival」とは

主催 東京ミッドタウン日比谷/一般社団法人日比谷エリアマネジメント
共催 公益社団法人日本芸能実演家団体協議会/一般財団法人カルチャー・ヴィジョン・ジャパン
協力 東宝株式会社/松竹株式会社/公益財団法人ニッセイ文化振興財団(日生劇場)/
株式会社日比谷松本楼/三陸国際芸術推進委員会/全日本郷土芸能協会/
東京アート&ライブシティ構想実行委員会 ほか
後援 千代田区
期間 4月29日(木・祝)~5月16日(日)[18日間] 
概要 オープンエアの無料ステージ「日比谷ステップショー」や「まちなか劇場」「カンゲキ学校」など、日本が誇る舞台芸術・伝統芸能を体感できるフェスティバル

※クレジットはすべて予定
※詳細はWebサイトをご覧ください URL:https://www.hibiya.tokyo-midtown.com/hibiya-festival/

■日比谷松本楼の位置図

■三井不動産グループのSDGsへの貢献について

https://www.mitsuifudosan.co.jp/corporate/esg_csr/
三井不動産グループは、「共生・共存」「多様な価値観の連繋」「持続可能な社会の実現」の理念のもと、人と地球がともに豊かになる社会を目指し、環境(E)・社会(S)・ガバナンス(G)を意識した事業推進、すなわちESG経営を推進しております。当社グループのESG経営をさらに加速させていくことで、日本政府が提唱する「Society 5.0」の実現や、「SDGs」の達成に大きく貢献できるものと考えています。

*なお、本リリースの取り組みは、SDGs(持続可能な開発目標)における【目標11 住み続けられるまちづくりを】に貢献しています。

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