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三井不動産レジデンシャル初となるホテルライセンス型サービスアパートメント
「オークウッドホテル&アパートメンツ麻布」1月14日に開業

2022年1月13日
三井不動産レジデンシャル株式会社

三井不動産レジデンシャル株式会社(本社:東京都中央区、代表取締役社長:嘉村 徹)は、2022年1月14日に当社初となるホテルライセンス型サービスアパートメント「オークウッドホテル&アパートメンツ麻布」(東京都港区)を開業いたします。

本物件は、東京メトロ南北線・都営大江戸線「麻布十番」駅徒歩2分と利便性に優れ、東京タワー・国際色豊かな麻布十番・六本木にも至近です。三井不動産レジデンシャルが開発、開業後は世界13カ国でサービスアパートメント事業を展開するOakwood(オークウッド)(本社:シンガポール、最高経営責任者:ディーン・シュレイバー)が運営します。

当社は、分譲および賃貸住宅事業を通じ、デベロッパーとしてお客様の声をお聞きし、商品・サービスへ反映することで、多様化するニーズ・ウォンツに応える住まいづくりを推進してきました。これまで培ってきた当社の企画・開発・品質管理・運営に関するノウハウと、サービスアパートメント事業におけるオークウッド社の実績・経験を融合させ、高品質なサービスアパートメントを提供いたします。

今後も全住宅事業のブランドコンセプト「Life-styling × 経年優化」のもと、多様化するライフスタイルに応える商品・サービスを提供することで、持続可能な社会の実現・SDGs へ貢献してまいります。

また、脱炭素社会の実現に向けた環境面での取り組みとして、三井住友建設株式会社(東京都中央区、代表取締役社長:近藤 重敏)が開発した高性能コンクリートを使用したデザインパネルを本物件にて初めて採用いたします。

<「オークウッドホテル&アパートメンツ麻布」について>

  1. 当社初となる、1日から利用可能なホテルライセンス型サービスアパートメント。
  2. 国内13件目となる、実績豊富なオークウッド社による運営。
  3. 多様なライフスタイルに合わせた客室・共用部。全171室の家具・家電を備えた客室は、約26m2~約107m2の4タイプを用意。ビジネスやレジャー利用にとどまらず、テレワークや一時的な仮住まい等、多様なニーズに対応。

外観

エントランス

1.1日から利用可能なホテルライセンス型サービスアパートメント

従来の多くのサービスアパートメント※1では、建物用途を共同住宅とし、中長期の宿泊(賃貸期間は1カ月以上)を目的としています。一方、本物件は建物用途をホテルとし、かつ旅館業法に則った運営を行うことにより、最短で1日からの利用が可能です。そのため、国内外のビジネスパーソンの滞在や、海外生活者の方が一時帰国した際の住まい、自宅リフォーム中の仮住まいなどの中長期でのご利用はもちろん旅行・出張などの短期間でもご利用いただけます。さらに働き方やライフスタイルの多様化が進む中、テレワークや多拠点生活ニーズにも対応可能な施設になっています。

※1サービスアパートメント:日常生活に必要な家具家電などを完備し、定期的な室内清掃・リネンサプライ、24時間対応のフロントサービス等を提供する施設

2.実績豊富なオークウッド社による運営

ホスピタリティ企業としてさまざまなブランドを展開するオークウッドは、多数のグローバル企業やリロケーションスペシャリスト、出張や観光等、お客様のニーズにあった宿泊施設を提供しています。数々の賞に輝くオークウッド物件は、優雅な調度品でしつらえたサービスレジデンスから、洗練されたデザインが特徴的な物件まで、短期・長期滞在にも幅広くご利用いただけます。

また、アメニティには、リサイクル可能なアルミ缶のミネラルウォーター、軸の周りを再生紙でくるんだペーパーボールペン等を取り入れております。さらに、施設内で使用するステーショナリーやリーフレット等の制作物は木材である竹パルプを配合した環境に優しいファインペーパーを使用、インクも環境への影響が少ない原料を使ったものを採用するなど、持続可能な開発目標(SDGs)の達成に向けて、取り組んでおります。

3.多様なライフスタイルに応えた客室・共用部

(1) 客室

スタジオから1ベッドルーム、2ベッドルーム、3ベッドルームまでの4種類の客室を揃えており、171室すべての客室にフルキッチンや洗濯乾燥機を完備、ビジネスのお客様にもレジャーのお客様にも適した設計としています。

約26m2~約34m2のスタジオタイプは出張やレジャーの際に便利にご利用いただけます。約80m2以上のゆとりある2ベッドルーム、3ベッドルームタイプは、ご家族での旅行、出張での長期滞在、転勤に伴う転居時の仮住まいなどに適しています。


スタジオ

1ベッドルーム

2ベッドルーム

3ベッドルーム

(2) ロビーレセプション・ラウンジ

内装デザイン監修は、三井デザインテック社を採用し、麻布と縁ある要素を採り入れ『AZABU INSPIRATIONー移ろいゆく麻布ー』をモチーフに、麻布の「四季の移ろい」をシーン別に表現したアート作品を館内でお楽しみいただけます。

【ロビーレセプション】
エントランスを入った正面一面には、デザイナーSAL氏によるアートを展示しています。雲の中に「麻の葉文様」を忍ばせつつ、帯のように連なったレイヤーに施された「桜」「バラ」「楓」「松」で「春夏秋冬」を表現し、和とモダンが融合した、上質で華やかな寛ぎの空間でお客様をお迎えいたします。

【ラウンジ】
開放感ある大きな窓から差し込む自然光と洗練されたインテリアに囲まれて、心地良い癒しのひと時をお過ごしいただけます。


ロビーレセプション

ラウンジ

(3) 外観デザイン

外観デザインは、株式会社LIV建築計画研究所を採用。「麻の葉文様」をモチーフとして採用し、見る位置・角度によって見え方を大きく変化させる立体的なデザインとしました。また、バルコニーに設置されている照明によって昼夜の表情に差をつけることで、様々な表情を魅せながら麻布の街並みに彩りを創出します。


外観(夕景)

外観(夜景)

■高性能コンクリートを使用したデザインパネルを採用し、CO2排出量削減に寄与

三井住友建設株式会社が開発した高い意匠性を可能にするデザインパネル「サスティンWALL ゼロ」※2を、本物件の設備機器まわりを囲うデザインパネルとして初めて採用しました。「サスティンWALL ゼロ」は、ポルトランドセメント※3を使用しない「サスティンクリート®※4」を用い、「サスティンクリート®」が持つ超低収縮、超低発熱、超低炭素、高流動、高強度という特性を活かして、高い意匠性を実現しつつ環境負荷の低減を実現する製品です。「サスティンクリート®」も三井住友建設が開発しています。

  • 2 「サスティンWALL ゼロ」:商標登録出願中
  • 3ポルトランドセメント:コンクリートに一般的に用いられるセメントの正式名称。コンクリートの製造時におけるCO2 排出量の多くは、ポルトランドセメントの使用量で決まります。
  • 4 「サスティンクリート®」:持続可能性に貢献する高性能コンクリート「サスティンクリート®」を開発。(2018月2月26日 三井住友建設よりリリース)

■「オークウッドホテル&アパートメンツ麻布」概要

住所 東京都港区東麻布三丁目10番5(住居表示)
交通 東京メトロ南北線・都営大江戸線「麻布十番」駅徒歩2分
敷地面積 2,006.06m2(606.83坪)
構造・規模 鉄筋コンクリート造・地上9階建
客室数 サービスアパートメント171室
竣工 2021年7月31日(営業開始:2022年1月14日)
客室タイプ・面積 Studioタイプ:146室 26.40m2~33.82m2
1BED:22室 54.08m2~57.75m2
2BED:2室 80.48m2~80.86m2
3BED:1室 106.88m2

■オークウッド 会社概要

社名 Oakwood(オークウッド)
本社 シンガポール
設立 1969年
総客室数 13,304室 (2021年12月6日現在)
連結従業員数 3,500名
事業内容 不動産業・宿泊業

■施設位置図

■「三井不動産9BOX感染対策基準」について

当社グループでは、これまでも施設ごとに新型コロナウイルス感染対策を徹底してまいりましたが、今後新たな変異株が流行した場合においても安心して当社グループの施設をご利用いただくために、医学的・工学的知見に基づくわかりやすい感染対策が必須と考え、グループ共通の「三井不動産9BOX感染対策基準」を策定しました。当社グループはオフィスビル、商業、ホテル、リゾート、ロジスティクス、住宅等、多様な施設を展開しており、当社グループだけでなく社会全体で共有しやすい項目として提示することで、社会共通の課題解決に貢献したいと考えています。
当社は引き続き、安心・安全な街づくりを通して持続可能な社会の実現に取り組んでまいります。
【参考リリース】https://www.mitsuifudosan.co.jp/corporate/news/2021/1001_01/

■三井不動産グループのSDGsへの貢献について

https://www.mitsuifudosan.co.jp/corporate/esg_csr/
三井不動産グループは、「共生・共存」「多様な価値観の連繋」「持続可能な社会の実現」の理念のもと、人と地球がともに豊かになる社会を目指し、環境(E)・社会(S)・ガバナンス(G)を意識した事業推進、すなわちESG経営を推進しております。当社グループのESG経営をさらに加速させていくことで、日本政府が提唱する「Society 5.0」の実現や、「SDGs」の達成に大きく貢献できるものと考えています。また、2021年11月には「脱炭素社会の実現」、「ダイバーシティ&インクルージョン推進」に関し、下記の通りグループ指針を策定しました。今後も、当社グループは街づくりを通じた社会課題の解決に向けて取り組んでまいります。

【参考】
・「脱炭素社会実現に向けグループ行動計画を策定」
https://www.mitsuifudosan.co.jp/corporate/news/2021/1124/
・「ダイバーシティ&インクルージョン推進宣言および取り組み方針を策定」
https://www.mitsuifudosan.co.jp/corporate/news/2021/1129_02/

*なお、本リリースの取り組みは、SDGs(持続可能な開発目標)における1つの目標に貢献しています。

目標11 住み続けられるまちづくりを