「三井アウトレットパーク クアラルンプール国際空港 セパン」
第3期増床計画 2022年4月24日(日) 開業
2022年4月22日
三井不動産株式会社
三井不動産株式会社(所在:東京都中央区、代表取締役社長 菰田正信)とMALAYSIA AIRPORTS HOLDINGS BHD. (本社所在:マレーシア、以下「MAHB社」)が共同で設立した合弁会社MFMA DEVELOPMENT SDN. BHD. (本社所在:マレーシア)は、「三井アウトレットパーク クアラルンプール国際空港 セパン」(以下「MOP KLIA SEPANG」)の第3期増床計画を2022年4月24日(日)に開業いたします。
「MOP KLIA SEPANG」 外観
「MOP KLIA SEPANG」 第3期館内イメージパース
本施設は、クアラルンプール初の本格的アウトレットモールとして、クアラルンプール国際空港の敷地内に2015年5月に開業しました。2017年12月には第2期増床を行うなど順調に成長を続け、新型コロナウイルス感染症拡大の影響を受けた2020年以降も、人気ラグジュアリーブランドの新規出店などにより一層の力強い成長を遂げてきました。
第3期増床計画では、MOP KLIA SEPANGの第1期・第2期エリアで人気のスポーツブランド「adidas」「Nike」「PUMA」が第3期エリアに移転増床します。「adidas」「PUMA」は東南アジア最大の店舗となり、「Nike」はマレーシアで初となる新しいコンセプトストアとして生まれ変わります。これにより、マレーシアで最も高感度なスポーツシーンを提案できる、スポーツアウトレットの一大ゾーンがMOP KLIA SEPANGに誕生します。さらに、マレーシア・シンガポールなど東南アジアにて総合家電・家具専門店を展開する「COURTS」、マレーシア国内で人気のキッチン・ホーム雑貨の「objet」が出店し、新たに家電・家庭用品カテゴリーを拡充することも特長です。東南アジア最大級のアウトレットモールとして、ブランドショッピングをより楽しめる施設へと成長を図ってまいります。
本事業のポイント
- 「MOP KLIA SEPANG」第3期増床計画が2022年4月24日(日)に開業
- 「adidas」「Nike」「PUMA」が第3期エリアに移転増床し、マレーシアで最も高感度なスポーツシーンを提案できる、スポーツアウトレットの一大ゾーンが誕生
- さらに家電・家庭用品ブランドの誘致を行い、東南アジア最大級のアウトレットモールにパワーアップ
第3期増床計画 出店店舗
<移転増床店舗>
adidasは、世界中のアスリートに支持される最高のパフォーマンスを誇るスポーツウェアやスポーツにインスパイアされたファッションをデザインしています。 シューズ、アパレル、アクセサリーなど、革新的なスポーツ用品を幅広く取り揃え、東南アジア最大の店舗として、リニューアルオープンします。 |
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Nikeが新しいコンセプトストアNike Uniteをオープンします。新しいコンセプトストアでは、地元の人々がスポーツとより密接につながるためのコミュニティの中心として、スポーツを日々の習慣としてもっとお楽しみいただけるよう、お気に入りの商品を取り揃え、スポーツと人々、家族がアクティブに過ごせる店舗として生まれ変わります。 | ||
ファッション性の高いスポーツブランドとして世界中で支持され続けているPUMAが、東南アジア最大の店舗面積を持つ旗艦店としてリニューアルオープンします。PUMAは、スポーツとライフスタイルを融合させたコンセプトストアとして、フットウェア、アパレル、アクセサリーを幅広く取り揃え、豊富な商品ラインアップを提供します。 |
<新規店舗>
objetでは、キッチン、ダイニング、リビング、ベッドルーム、バスルームなど、住まいのあらゆる生活空間を演出するための様々な商品を取り揃えています。ご家族やご友人とのあらゆる機会に、様々な気分、スタイル、お好みに合った商品をご用意しています。 | ||
マレーシア・シンガポールなど東南アジアで45店舗を展開する生活家電専門店。2019年、日本の株式会社ノジマの子会社となり、自社スタッフがお客さまのニーズに合わせて最適な商品をコンサルティングする提案力、商品に付随する様々なサービスとの総合提案が強みです。PC、モバイル端末、AV、生活家電、理美容家電、家具など、お買い得品から最新トレンド商品まで幅広いニーズにお応えします。 |
MOP KLIA SEPANGの主な特長
出店ブランド | 高感度なラグジュアリーブランドをはじめ、人気のスポーツブランドや国内外のファッション、コスメティック、アクセサリー、ファッション雑貨など、さまざまなジャンルが集結。今回の第3期増床計画では、家電、家庭用品カテゴリーなど、ブランドラインナップがさらに充実。よりブランドショッピングを楽しめる施設へと進化していきます。 |
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立地 | 空港と市街地を結ぶ幹線道路に面し、市街地から南に約60キロ、車で約50分の距離に位置。クアラルンプール都市圏居住者はもとより、クアラルンプール国際空港(KLIA)の利用者にとっても利便性が高い立地です。 |
駐車場 | クアラルンプール都市圏居住者の車での来場を考慮し、約2,500台の駐車場を設置。 |
無料シャトルバス | クアラルンプール国際空港およびクアラルンプール国際空港第2空港とMOP KLIA SEPANGを結ぶ無料シャトルバスを毎日運行しています。 (8:20~23:00 1時間あたり2~3本運行) |
自動チェックイン | 主要航空会社に対応する自動チェックイン機を設置。空港のチェックインカウンターの混雑を気にすることなく、フライト時間の直前までショッピングや食事を楽しんでいただけます。 |
チケットカウンター | タクシー・レンタカーの手配が可能 |
外国人観光客向けの サービス対応 | 施設内全域で無料Wi-Fiを完備。 パスポートを見せるとお買いもの時に割引が受けられるクーポンを配布。 |
マレーシアならではのサービス対応 | 多様な食文化、食習慣のあるマレーシアにおいて、お客さまに施設内での食事を楽しんでいただくために、ハラル(※1)、ノンハラル(※2)、ポークフリー(※3)の飲食店舗をラインアップ。また、男女別室のスラウ(※4)も設置しています。
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「KLIAエアロポリス計画」について
クアラルンプール国際空港を含む周辺地域では、MAHB社による「KLIAエアロポリス計画」が進められています。この計画では、クアラルンプール国際空港周辺を、運搬・ロジスティクスのハブ、テーマパークアトラクション、展示会場といった機能を備えながら、重要なビジネス・観光・雇用機会の創出拠点となる空港都市とすることを目的とした開発が推進される予定です。
MAHB社について
MAHB社は、マレーシア政府100%出資のファンド会社が株式の過半を保有し、マレーシア国内でクアラルンプール国際空港を含む39空港を運営する会社です。空港事業のほか、ホテルや商業施設事業なども手掛けています。
【三井不動産の海外戦略について】
当社グループは、グループ長期経営方針「VISION 2025」にて、「グローバルカンパニーへの進化」を掲げており、海外事業の飛躍的な成長を目指しています。これまでに、アメリカ・イギリスの欧米諸国に加え、アジア諸国・地域での事業を展開しています。商業施設事業は、クアラルンプール、台湾諸都市でのアウトレット事業に加え、上海、クアラルンプール、台湾諸都市でのららぽーと事業を推進しています。また、シンガポール、タイ、中国他アジア諸都市での住宅事業、台北ではホテル事業、バンコク近郊では物流施設事業、バンガロールではオフィス事業を推進しており、拡大する消費を積極的に取り込み、現地に貢献しながら早期に利益を拡大すべく、成長著しいアジアでの事業を積極的に推進しています。今後も更なる事業の拡大を目指しています。
【三井不動産のマレーシアにおける事業について】
東南アジアにおける初のららぽーと事業「三井ショッピングパーク ららぽーと ブキッ・ビンタン シティ センター」(以下「ららぽーとBBCC」)が、2022年1月に開業を迎えました。また、ららぽーとBBCCが位置する、クアラルンプール中心市街地における大規模街づくりプロジェクト「ブキッ・ビンタン シティ センター プロジェクト」において、2024年にはサービス付き賃貸住宅の開業も予定しております。クアラルンプール市内においてその他2件の分譲住宅事業も推進しており、本施設を含め計5物件を展開しています。今後もマレーシアでのさらなる事業拡大に注力してまいります。
ららぽーとBBCC 外観
■物件概要
所在地 | マレーシア セランゴール州 セパン クアラルンプール国際空港敷地内 | |||
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交通アクセス | クアラルンプール国際空港から車で約5分 クアラルンプール市街地から車で約50分 |
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事業主体 | MFMA DEVELOPMENT SDN. BHD. (三井不動産マレーシアとMAHBの合弁会社) | |||
第1期 | 第2期 | 第3期 | 第1~3期 計 | |
敷地面積 | 約115,000m2 | 約27,500m2 | 約20,000m2 | 約162,500m2 |
延床面積 | 約42,000m2 | 約16,000m2 | 約7,700m2 | 約65,700m2 |
店舗面積 | 約24,000m2 | 約9,800m2 | 約7,000m2 | 約40,800m2 |
店舗数 | 約135店舗 | 約65店舗 | 約5店舗 | 約205店舗 |
開業時期 | 2015年5月30日 | 2017年12月15日 | 2022年4月24日(予定) | |
構造 | RC造 2階建 | |||
環境デザイン | (第1~3期)ノンスケール株式会社 | |||
設計・施工 | (第1期・第2期) Nakano Construction Sdn. Bhd. (第3期)SMCC Malaysia Sdn. Bhd. |
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運営管理 | MFMA DEVELOPMENT SDN. BHD. | |||
ホームページ | https://www.mitsuioutletparkklia.com.my |
位置図
【広域図】
三井不動産が海外で展開する商業施設(2022年4月現在)
国/地域 | 物件名 | 開業年 | 店鋪数(約) | 店鋪面積(約) |
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中国 | 三井ショッピングパーク ららぽーと 上海金橋 |
2021年 | 180店鋪 | 55,000m2 |
三井ショッピングパーク ららステーション上海蓮花路 |
2021年 | 90店鋪 | 16,500m2 | |
台湾 | 三井アウトレットパーク 台湾林口 | 【1期】2016年 | 220店鋪 | 45,000m2 |
【2期】2024年 (予定) |
90店鋪 | 26,900m2 | ||
三井アウトレットパーク 台中港 | 【1期】2018年 | 170店鋪 | 35,000m2 | |
【2期】2021年 | 50店鋪 | 8,000m2 | ||
三井アウトレットパーク 台南 | 【1期】2022年 | 190店鋪 | 34,000m2 | |
【2期】2025年 (予定) |
60店鋪 | 10,000m2 | ||
(仮称)三井ショッピングパーク ららぽーと台中 |
2022年 (予定) |
270店鋪 | 68,000m2 | |
(仮称) 三井ショッピングパーク ららぽーと台湾南港 |
2023年 (予定) |
250店鋪 | 70,000m2 | |
(仮称) 三井ショッピングパーク ららぽーと高雄 |
2026年 (予定) |
250店鋪 | 74,000m2 | |
マレーシア | 三井アウトレットパーク クアラルンプール国際空港セパン |
【1期】2015年 | 135店鋪 | 24,000m2 |
【2期】2018年 | 65店鋪 | 9,800m2 | ||
【3期】2022年 | 5店鋪 | 7,000m2 | ||
三井ショッピングパーク ららぽーと ブキッ・ビンタン シティ センター |
2022年 | 400店鋪 | 82,600m2 | |
合計 | 10 物件 | 2,425店鋪 | 565,800m2 |
三井不動産グループのSDGsへの貢献について
https://www.mitsuifudosan.co.jp/corporate/esg_csr/
三井不動産グループは、「共生・共存」「多様な価値観の連繋」「持続可能な社会の実現」の理念のもと、人と地球がともに豊かになる社会を目指し、環境(E)・社会(S)・ガバナンス(G)を意識した事業推進、すなわちESG経営を推進しております。当社グループのESG経営をさらに加速させていくことで、日本政府が提唱する「Society 5.0」の実現や、「SDGs」の達成に大きく貢献できるものと考えています。また、2021年11月には「脱炭素社会の実現」、「ダイバーシティ&インクルージョン推進」に関し、下記の通りグループ指針を策定しました。今後も、当社グループは街づくりを通じた社会課題の解決に向けて取り組んでまいります。
【参考】
・「脱炭素社会実現に向けグループ行動計画を策定」
https://www.mitsuifudosan.co.jp/corporate/news/2021/1124/
・「ダイバーシティ&インクルージョン推進宣言および取り組み方針を策定」
https://www.mitsuifudosan.co.jp/corporate/news/2021/1129_02/
*なお、本リリースの取り組みは、SDGs(持続可能な開発目標)における2つの目標に貢献しています。
目標11 | 住み続けられるまちづくりを |
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目標17 | パートナーシップで目標を達成しよう |