台湾における初のららぽーと「三井ショッピングパーク ららぽーと台中」
2023年春グランドオープン決定
南館は2023年1月17日にプレオープン
海外初出店の日系スーパーマーケット「LOPIA」などを含む約300店舗が出店
2022年12月6日
三井不動産株式会社
三井不動産株式会社(所在:東京都中央区、代表取締役社長 菰田正信)は、プロジェクト会社「三中東区啦啦寶都股份有限公司(※)」を通じ、台湾において初となるららぽーと「三井ショッピングパーク ららぽーと台中」の開発を推進してまいりました。今般、当施設のグランドオープンが2023年春に決定したのでお知らせします。なお、施設全体のグランドオープンに先駆け、南館(約40店舗)は2023年1月17日にプレオープンいたします。
当施設は約300店舗の規模で構成され、出店店舗には日本国外第1号店となるスーパーマーケット「LOPIA」や、「UNIQLO」「GU」の2ブランド共同の大型店舗など日系店舗も多く含まれます。
三井ショッピングパーク ららぽーと台中 外観イメージパース
当社は、台湾3大都市圏(台北都市圏、台中都市圏、南部都市圏)すべてにおいてアウトレット事業を展開してまいりました。当施設の開業により、同じく台中エリアに2018年に開業した「三井アウトレットパーク 台中港」との相乗効果が期待できます。今後も、台湾においてより魅力的な商業施設事業を展開してまいります。
本リリースのポイント
- 台湾初となる「三井ショッピングパーク ららぽーと」が台中市に誕生。2023年春に全体がグランドオープン。先行して2023年1月17日に南館(約40店舗)がプレオープン決定。
- 施設コンセプトは「for the Vivid Colors of Life」。
- 物販・飲食・エンターテインメントなどさまざまな用途をワンストップで楽しむことができる、約300店舗で構成。
- 南館には「LOPIA」「GiGO」等、台湾初進出の日系店舗も多数登場。さらに「UNIQLO」「GU」の2ブランド共同の大型店舗など注目の新コンセプト店も目白押し。
- 当社の100%子会社である現地法人(台湾三井不動産股份有限公司)が本事業の推進のため100%出資し設立したプロジェクト会社
1. 立地
当施設は在来線台湾鉄道「台中」駅から徒歩約6分の市街地エリアに位置し、5㎞圏内に約100万人、自動車で30分圏内には約220万人が居住する肥沃な商圏人口を有します。また、台中市は、年間4,500万人を超える観光客が訪れる活気のある都市です。
2. 施設コンセプト 「for the Vivid Colors of Life」
コンセプトは「for the Vivid Colors of Life」とし、街と生活に彩りを添える新たなライフスタイルを提案します。約300店舖が出店し、台湾内外のファッションブランド、日系ブランドを含む台中未進出店やご当地グルメなどで構成される2つのフードコートを含む飲食店、スーパーマーケットなどデイリー性の高い店舗等がそろいます。さらにサービスやエンタ―テインメント機能を充実させることで、台中の消費者ニーズに総合的に応える時間消費型商業施設を実現します。
南館エントランス イメージパース
南館館内 イメージパース
3. 北館・南館の店舗構成・特徴
店舗面積約68,000m2の広大な施設内には、これまでの台湾にはなかった幅広いブランドラインナップを取り揃え、幅広い世代がワンストップショッピングを楽しめるショッピングモールを実現します。
南館にはスーパーマーケットやライフスタイル専門店をはじめとして、くらしに必要なあらゆるものが取り揃う、台湾随一の日系大型専門店の集積が実現します。北館は中・小型店を集積、開放的な空間で家族みんなでゆったりとそぞろ歩き・お買い物を楽しめる、買い回りゾーンを構築します。
4. 南館 出店ブランドラインナップ
(1)充実の“食”ゾーンには、人気日系店舗が出店
台湾初進出の日系スーパーマーケット「LOPIA」、台中初出店となる日系食物販「カルディCOFFEE FARM」など、人気日系グロサリーが充実。さらに台湾でも大人気の「Mister Donut」も出店します。
また、南館・北館の両館にフードコートを設けるほか、北館にはレストランゾーンもオープンします。現地のお客さまのニーズにも対応した、多彩な“食”ゾーンを実現します。
日系スーパーマーケット「LOPIA」が台湾初進出
日本で人気のスーパーマーケット「ロピア」の海外進出1号店が、ららぽーと台中にオープンします。日本では首都圏・関西圏を中心に74店舗(2022年12月現在)を展開し、「鮮度・品質と価格」で支持されているスーパーマーケットです。「同じ商品ならより安く、同じ価格ならより良いものを」をモットーに、楽しく感動できる愛に満ち、台中のお客さまにも愛されるお店づくりをめざします。
- お肉をはじめ新鮮な生鮮食品に注目! スーパーマーケット
肉の専門店出身ならではの美味しいお肉、自社生産のウインナー、ハムなど新鮮な生鮮食品、プライベートブランド商品など豊富な品揃えの加工食品をお客さまに提供します。 - 店内には新鮮な肉・食材を使ったイートイン型の飲食業態も充実。
新業態「肉処 肉源」「日本橋 魚萬」に加え、完全予約制の肉割烹「黒泉」が登場
店内のイートインコーナーでは、新業態「肉処 肉源」「日本橋 魚萬」が登場。スーパーマーケットで販売している食材を使った美味しい肉料理、新鮮な海鮮丼をお楽しみいただけます。さらに、日本で予約困難なお店として話題を集めた肉割烹「黒泉」がそのまま台湾に移転オープン。厳選されたお肉のコース料理をご堪能ください。
(2)日系大型物販店舗が集積する大型専門店ゾーン
南館には日系の大型専門店が集積し、幅広い世代がワンストップショッピングを楽しめる豊かな店舗構成が実現します。「UNIQLO」「GU」の2ブランド共同のグローバル大型店や、日系アパレル・雑貨店「niko and ...」の台湾最大規模店舗といった注目の新業態店舗のほか、「MUJI無印良品」の台中エリア最大店舗、「NITORI」、「HANDS」、「ABC MART MEGA STAGE」等の注目店舗が目白押しです。
「UNIQLO」「GU」が2ブランド共同でグローバル大型店を展開
台湾でも大きな支持を得ているUNIQLO・GUが、2ブランド共同で台湾初の新コンセプト店を盛大にオープンします。
本店舗では、台湾で初めて同フロア・隣接区画に両ブランドが出店。UNIQLOおよびGUの2つのブランドのメンズ・レディース・ベビー&キッズの全シリーズの商品を展開するほか、台中エリアで初めてUNIQLO FLOWERを導入します。さらにオープン期間には両ブランドで限定ノベルティグッズプレゼント・限定割引を実施します。
大人から子どもまで家族みんなでワンストップショッピングを楽しめ、1つの店舗で2つ楽しみがある、そんなららぽーと台中店をぜひ体験しにお越しください。
(3)親子で楽しめるファミリー向け物販・エンターテインメント施設
マタニティ・ベビー用品の総合複合店「アカチャンホンポ」が台中エリアに初出店。子育て世代のワンストップショッピングをサポートします。さらに台湾初進出の日系アミューズメント「GiGO」など、お子さまづれのファミリーも一日中楽しめるエンターテインメント施設を豊富に取り揃えています。
(4)デイリーユースゾーンにはサービス店舗も充実
日系ドラッグストア「マツモトキヨシ」等の物販に加え、日系ヘアカット専門店「QBハウス」、台中初出店となる「伊甸視障按摩」(盲人マッサージ)等生活サービス機能も充実。暮らしのさまざまなニーズにこたえるデイリーユースゾーンを構成します。
5. 北館 出店ブランドラインナップ
2023年1月に先行プレオープンする南館だけでなく、北館にも台湾初進出となる日系の店舗を含め、魅力的な店舗が多く出店いたします。詳細は2023年春の北館プレオープンに先駆けて、今後発表予定です。どうぞご期待ください。
【三井不動産の海外戦略について】
当社グループは、グループ長期経営方針「VISION 2025」にて「グローバルカンパニーへの進化」を掲げており、海外事業の飛躍的な成長を目指しています。これまでに、アメリカ・イギリスの欧米諸国に加え、アジア諸国・地域での事業を展開しています。
商業施設事業は、クアラルンプールおよび台湾諸都市においてアウトレット事業を、また、上海、クアラルンプール、台湾諸都市においてららぽーと事業を推進しています。さらに、シンガポール、タイ、中国、アジア諸都市では住宅事業、台北ではホテル事業、バンコク近郊では物流施設事業、インド・バンガロールではオフィス事業を推進しており、拡大する消費を積極的に取り込み、現地に貢献しながら、早期に利益を拡大すべく、成長著しいアジアでの事業を積極的に推進しています。今後も更なる事業の拡大を目指しています。
物件概要
所在地 | 台湾 台中市東区進德路700號(南館)※北館は未定 |
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施設名称 | 三井ショッピングパーク ららぽーと台中 (現地表記:Mitsui Shopping Park LaLaport 台中) |
交通アクセス | 台鉄(在来線)「台中」駅徒歩6分 |
事業主体 | 三中東区啦啦寶都股份有限公司 |
事業形態 | リージョナル型ショッピングセンター |
敷地面積 | 約43,000m2 |
延床面積 | 北館 約148,000m2 南館 約50,000m2 合計 約198,000m2 ※立体駐車場面積含む |
店舗面積 | 北館 約47,000m2 南館 約21,000m2 合計 約68,000m2 |
建物規模 | 北館:地下1階 地上7階(店舗1~5階) 南館:地下1階 地上4階(店舗 地下1階~3階) |
店舗数 | 北館 約260店舗 南館 約40店舗 合計 約300店舗 |
設計会社 | 大壯聯合建築師事務所 |
環境デザイン | 外装・ランドスケープ: 株式会社石本建築事務所、Buchan、FORMium LANDSCAPE ARCHITECTS 内装: 株式会社ランドアートラボ |
施工会社 | 大成建設株式会社(日商華大成営造工程股份有限公司台湾分公司) |
位置図
広域図
中域図
三井不動産の台湾での事業について
2016年に設立した現地法人(台湾三井不動産股份有限公司)を投資拠点として、台湾各地で商業施設事業、ホテル事業、および住宅事業の計11事業を推進しています。また物流施設、複合施設事業などの展開を目指し、今後も更なる事業の拡大をはかります。
主要用途 | 所在エリア | 物件名 | オープン・竣工 | |
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アウトレットパーク | 新北市林口区 | 三井アウトレットパーク 台湾林口 | 1期 2期 |
2016年1月 2024年(予定) |
台中市 | 三井アウトレットパーク 台中港 | 1期 2期 |
2018年12月 2021年12月 |
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台南市帰仁区 | 三井アウトレットパーク 台南 | 1期 2期 |
2022年2月 2025年(予定) |
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リージョナル型 ショッピングセンター |
台北市南港区 | (仮称)三井ショッピングパーク ららぽーと台湾南港 | 2023年(予定) | |
台中市東区 | 三井ショッピングパーク ららぽーと台中 | 2023年春(予定) | ||
高雄市鳳山区 | (仮称)三井ショッピングパーク ららぽーと高雄 | 2026年(予定) | ||
ホテル | 台北市大安区 | MGH Mitsui Garden Hotel 台北忠孝 | 2020年8月 | |
台北市松山区 | (仮称)敦化北路ホテル | 2024年(予定) | ||
住宅 | 新北市三重区 | 三松M PARK | 2021年11月 | |
台南市安平区 | UNi PARK | 2025年(予定) | ||
新北市板橋区 | 三松Jade Park | 2026年(予定) | ||
新北市中和区 | (仮称)中和板南路プロジェクト | 2027年(予定) |
三井不動産が海外で展開する商業施設(2022年12月現在)
国/地域 | 物件名 | 開業年 | 店鋪数(約) | 店鋪面積(約) |
---|---|---|---|---|
中国 | 三井ショッピングパーク ららぽーと 上海金橋 |
2021年 | 180店鋪 | 55,000m2 |
三井ショッピングパーク ららステーション上海蓮花路 |
2021年 | 90店鋪 | 16,500m2 | |
台湾 | 三井アウトレットパーク 台湾林口 | 【1期】2016年 | 220店鋪 | 45,000m2 |
【2期】2024年 (予定) |
90店鋪 | 26,900m2 | ||
三井アウトレットパーク 台中港 | 【1期】2018年 | 170店鋪 | 35,000m2 | |
【2期】2021年 | 50店鋪 | 8,000m2 | ||
三井アウトレットパーク 台南 | 【1期】2022年 | 190店鋪 | 34,000m2 | |
【2期】2025年 (予定) |
60店鋪 | 10,000m2 | ||
三井ショッピングパーク ららぽーと台中 |
2023年 | 300店鋪 | 68,000m2 | |
(仮称) 三井ショッピングパーク ららぽーと台湾南港 |
2023年(予定) | 250店鋪 | 70,000m2 | |
(仮称) 三井ショッピングパーク ららぽーと高雄 |
2026年(予定) | 250店鋪 | 74,000m2 | |
マレーシア | 三井アウトレットパーク クアラルンプール国際空港セパン |
【1期】2015年 | 130店鋪 | 24,000m2 |
【2期】2018年 | 70店鋪 | 9,800m2 | ||
【3期】2022年 | 5店鋪 | 7,000m2 | ||
三井ショッピングパーク ららぽーと ブキッ・ビンタン シティ センター |
2022年 | 400店鋪 | 82,600m2 | |
合計 | 10 物件 | 2,425店鋪 | 565,800m2 |
三井不動産グループのSDGs への貢献について
https://www.mitsuifudosan.co.jp/esg_csr/
三井不動産グループは、「共生・共存」「多様な価値観の連繋」「持続可能な社会の実現」の理念のもと、人と地球がともに豊かになる社会を目指し、環境(E)・社会(S)・ガバナンス(G)を意識した事業推進、すなわちESG経営を推進しております。当社グループのESG経営をさらに加速させていくことで、日本政府が提唱する「Society 5.0」の実現や、「SDGs」の達成に大きく貢献できるものと考えています。また、2021年11月には「脱炭素社会の実現」、「ダイバーシティ&インクルージョン推進」に関し、下記の通りグループ指針を策定しました。今後も、当社グループは街づくりを通じた社会課題の解決に向けて取り組んでまいります。
【参考】
・「脱炭素社会実現に向けグループ行動計画を策定」
https://www.mitsuifudosan.co.jp/corporate/news/2021/1124/
・「ダイバーシティ&インクルージョン推進宣言および取り組み方針を策定」
https://www.mitsuifudosan.co.jp/corporate/news/2021/1129_02/
*なお、本リリースの取り組みは、SDGs(持続可能な開発目標)における1つの目標に貢献しています。
目標11 | 住み続けられるまちづくりを |
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