クリエイティブなコミュニティを支えるロンドン発の会員制クラブ
「Soho House」が日本初進出
2026年春「表参道Grid Tower」に「Soho House Tokyo」オープン予定
2025年10月2日
三井不動産株式会社
Soho House&Co Inc
本リリースのポイント
- 世界的に注目されるロンドン発の会員制クラブ「Soho House」が日本初進出。「表参道Grid Tower」にオープン決定
- 客室は4タイプ計42室、共用部にはレストランバーやプールテラス等を備え、会員のための特別な空間を提供
- 2025年夏より会員募集を開始し、2026年春オープン予定
三井不動産株式会社(本社:東京都中央区、代表取締役社長:植田俊、以下「三井不動産」)とSoho House&Co inc.(本社:英国ロンドン市、CEO:Andrew Carnie)は、港区南青山において開発を推進中の「表参道Grid Tower(※1)」内に、日本初となる拠点「Soho House Tokyo」を開業することを決定いたしました。この新たな拠点は、2025年夏より会員募集を開始し、2026年春の開業を予定しております。
「Soho House Tokyo(表参道 Grid Tower内)」完成予想CG

プールテラスイメージ

エントランスロビーイメージ
※1 「表参道Grid Tower」については、同日に発表しておりますプレスリリースをご参照ください。
URL:https://www.mitsuifudosan.co.jp/corporate/news/2025/1002_01/
■ 「表参道Grid Tower」施設概要
「Soho House Tokyo」は、港区南青山において開業予定の複合ビル「表参道 Grid Tower」の11階から14階まで4フロアに展開します。
客室はクリエイティブなライフスタイルに合わせてcozy、mediumの部屋を中心に、ラグジュアリーなスイートまで、多彩なタイプを取り揃えた42室の客室が、ゲストに快適な滞在を提供します。

Cozy room

Medium room
共用部には、会員同士の交流を促進するための専用スペースであるクラブラウンジや、地元の食材を活かした料理と洗練されたカクテルを提供するレストランやクラブバーを設けています。14階のプールテラスでは、六本木方面を一望でき、開放的な空間を楽しむことができます。
クラブラウンジ

レストラン

クラブバー
■ Soho Houseの歴史と特徴
Soho Houseは、1995年にロンドンで誕生した会員制クラブで、クリエイティブ業界で働くプロフェッショナルのための交流の場を提供することを目的に設立しました。最初の施設は、ロンドンのソーホー地区にある小規模なタウンハウスで、アーティスト、デザイナー、映画製作者など、クリエイティブな分野で活躍する人々が集う場所としてスタートしました。
その後、Soho Houseは急速に成長し、ニューヨーク、バルセロナ、香港、イスタンブールなど、世界中に拠点を展開。現在では世界46ヶ所で、ホテル、レストラン、スパ、ワークスペースなど多彩な施設を備えた複合型の会員制クラブとして展開しています。各施設は、地域の文化やデザインを取り入れた独自のスタイルを持ち、会員に特別な体験を提供しています。
Soho Houseの特徴は、洗練されたデザイン哲学と、会員同士のつながりを促進する空間づくりにあります。施設内では、会員限定のイベントやワークショップが定期的に開催され、クリエイティブなアイデアを共有し、コラボレーションを生み出す場として機能しています。また、会員制度は、単なるステータスではなく、創造性を育むコミュニティの一員としての価値を提供することを重視しています。
Soho House拠点一覧 https://www.sohohouse.com/ja/houses/

White City House(※2)

Soho House Chicago
※2 三井不動産が開発した複合施設「White City Place(英国ロンドン市)」内に入居
■ 東京進出の背景と意図
Soho Houseが東京に進出する理由は、東京が世界的な文化・ビジネスの中心地であり、特に表参道・青山エリアがクリエイティブな人々を惹きつける魅力的な場所であることにあります。
このプロジェクトは、国内外のクリエイターやビジネスパーソンが集う新たな交流拠点を目指しており、Soho Houseの理念である「創造性を育むコミュニティ」を東京で実現するものです。さらに、アジア市場での存在感を高める戦略の一環として、東京進出が位置づけられています。
■ Soho House CEO アンドリュー・カーニーのコメント
東京は、クリエイティブでエネルギーに溢れ、そして文化的な深みのある都市であり、まさにその魅力をSoho House Tokyoで表現したいと考えています。Soho Houseは常に、都市の文化を形作る人々を集め、繋げることを使命にしてきました。東京のアート、音楽、ファッション、食、テクノロジーと領域を超え、またローカルとグローバル、伝統と革新という多彩なコミュニティを一つの屋根の下で結びつける事ができる、素晴らしい機会だと考えています。
■ 会員募集について
Soho House会員は、クリエイティブな分野の人々が集う場所で、クラブスペースや客室、スパ、ジム、上映室、イベントまで世界46ヶ所のハウスを利用可能です。Soho House Tokyoでは、現在会員募集を開始しております。Soho Houseの会員制度は、クリエイティブ業界で活躍するプロフェッショナルを対象としており、会員同士の交流を促進する特別なコミュニティを提供します。
会員になることで、ラウンジ、レストラン、バーなどのクラブスペースに加え、ワークスペース、週替わりのイベントプログラム、そしてSoho Houseのグローバルネットワークにおける相互利用特典を利用できます。詳しくは公式ウェブサイトおよび公式SNSをご覧ください。
Soho Houseは東京のクリエイティブコミュニティのための新たなネットワークを構築すると同時に、より広範な地域社会とのつながりを築くことを目指しています。
メンバーシップへのお申し込み URL:https://www.sohohouse.com/ja/membership
Soho House ⽇本語公式サイト:https://www.sohohouse.com/
Soho House Tokyo 公式インスタグラム:https://www.instagram.com/sohohouse.tokyo
Soho House Tokyo 公式LINE:https://lin.ee/y4xZgIJ
【Soho House Tokyo計画概要】
延床面積 | 約4,300㎡ |
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階数 | 11階~14階 |
客室数 | 42室 |
付帯設備 | ラウンジ、バー、レストラン、プール、スタジオほか |
開業 | 2026年春 |
【「表参道 Grid Tower」概要】
計画地 | 東京都港区南青山三丁目8番35 |
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交通 | 東京メトロ銀座線、半蔵門線、千代田線「表参道」駅 徒歩4分 東京メトロ銀座線「外苑前」駅 徒歩6分 |
主要用途 | 事務所、ホテル、賃貸住宅、店舗 |
敷地面積 | 約1,318坪 |
延床面積 | 約13,791坪 |
階数 | 地上38階、地下3階 |
最高高さ | 約160m |
店舗数 | 4店舗 |
設計 | 基本設計:株式会社日建設計 実施設計:鹿島建設株式会社 |
施工・監理 | 鹿島建設株式会社 |
スケジュール | 2023年6月:新築工事着工 2026年1月末:竣工予定 |