世界最大規模のエレクトロニクス展示会「CES2026」にて
カーボンニュートラル社会実現に向けた「サステナブルパークシティ構想」を展示
建築時CO2排出量を40%削減達成する建築モデルを発表
2026年1月6日
三井不動産レジデンシャル株式会社
VUILD株式会社
本リリースのポイント
- CES2026にて、カーボンニュートラル社会を目指した未来の街「サステナブルパークシティ構想」を展示
- VUILDと共に建築時CO2排出量約40%削減を達成する建築モデルを発表
- 国内において「サステナブルパークシティ構想」や「建築モデル」を紹介するコンセプトモデルの建築を予定
三井不動産レジデンシャル株式会社(本社:東京都中央区、代表取締役社長:嘉村 徹、以下「三井不動産レジデンシャル」)は、三井不動産グループ全体で掲げる「2030年度までに温室効果ガス排出量40%削減(2019年度比)、2050年度までにネットゼロ」の達成に向け※1、三井不動産レジデンシャルが描くカーボンニュートラル社会および環境共生を目指した未来の街「サステナブルパークシティ構想」(以下「本構想」)を、米・ラスベガスで開催される世界最大規模のエレクトロニクス展示会「CES2026」(現地日付:2026年1月6日〜9日)にて展示いたします。
さらに、CES2026の展示内において、建築系スタートアップであるVUILD株式会社(本社:神奈川県厚木市、代表取締役CEO:秋吉 浩気、以下「VUILD」)とともに、建築時のCO2排出量を約40%削減を達成する新たな建築モデル(以下「本建築モデル」)を発表します。
本建築モデルは、VUILDが保有する特許技術を活用した「曲面シェルスラブ木質ハイブリッド工法」により建築時のCO2排出量を約40%削減を実現します。また、本構想および本建築モデルの達成を目指しコンセプトモデルを実際に建築することで、カーボンニュートラル社会の実現に向けた実証実験を順次進めてまいります。

建設時CO2排出量を約40%削減達成する建築モデル CGパース
■建築時のCO2排出量を約40%削減達成する建築モデルについて
本建築モデルでは、地上14階建て130戸の分譲集合住宅において、VUILDが保有する特許技術を活用した「曲面シェルスラブ木質ハイブリッド工法」にて建築時のCO2排出量を約40%削減いたします。なお、三井不動産株式会社と株式会社日建設計で作成したマニュアルをベースに、不動産協会によって策定された「建設時GHG排出量算出マニュアル」※2を適用し、CO2排出量を算出しております。

本建築モデルによる建築時のCO2排出量削減効果のイメージ
■曲面シェルスラブ木質ハイブリッド工法について
一 般的な集合住宅の床を支える スラブは、約200mm程度のスラブ厚が必要とされています。一方、曲面シェルスラブ木質ハイブリッド工法では、VUILDのデジタルファブリケーション技術を活用し、床スラブを曲面形状とすることで、荷重を効率よく分散させます。これにより、スラブ厚を最薄約80mm程度まで抑えることができるため、建築時に使用するコンクリート量の削減を可能にします。さらに、スラブ形成時の型枠を内装仕上げ材としても活用することで、内装の木質化によるCO2削減にも寄与します。
また、電炉で生成した鉄を使用した鉄骨に木を被覆することで、建物の高層化に伴う、耐火性能要件へ適合しつつ、木材の積極的な利用をすることなどで、CO2排出量の削減を可能とします。
【曲面シェルスラブ木質ハイブリッド工法 解説図】


■CES2026での展示について
CES2026では、三井不動産レジデンシャルが描くカーボンニュートラル社会と環境共生を目指した未来の街「サステナブルパークシティ構想」を展示し、街全体の模型やパネルを通じて、カーボンニュートラルや環境共生に資する取り組みを紹介いたします。さらに、VUILDとの共同開発による「曲面シェルスラブ木質ハイブリッド工法」の発表や、工法の断面模型などの展示も行う予定です。
なお、三井不動産レジデンシャルは2022年よりCESへ出展しており、今回で4回目となります。過去の出展では生活時のCO2削減施策として、伝統的な日本家屋の知見を活かした環境負荷を軽減するパッシブデザイン住宅や、供給後の お客様の省エネ行動を後押しする「くらしのサス活アプリ」を展示してまいりました。

サステナブルパークシティ構想 CGパース
【CES2026出展概要】
| 開催期間 | 2026年1月6日~2026年1月9日 |
|---|---|
| 開催地 | アメリカ合衆国ネバダ州ラスベガス |
| 出展ブース | Venetian Expo 2階 ブース#53555 |

CES2025 「くらしのサス活アプリ」出展時の様子
■コンセプトモデルの建築について
本構想や本建築モデルの一部を再現したコンセプトモデルの建築を予定しています。コンセプトモデルでは、本構想における街全体での取り組み紹介や、本建築モデルの曲面シェルスラブ木質ハイブリッド工法における施工等の課題を確認することに加え、カーボンニュートラル社会実現に向けた最新の住宅設備などの実証実験を行います。
<注釈>
※1 2021年11月24日付「脱炭素社会実現に向けグループ行動計画を策定」リリース
https://www.mitsuifudosan.co.jp/corporate/news/2021/1124/
※2 2022年3月31日付「建設時GHG排出量算出マニュアル」策定リリース
https://www.mitsuifudosan.co.jp/corporate/news/2022/0331_03/
■三井不動産レジデンシャルについて
三井不動産レジデンシャルは、全住宅事業のブランドコンセプトである「Life-styling×経年優化」のもと、多様化するライフスタイルに応える商品・サービスの提供を目指しております。
また、すまいの高性能・高耐久化による省エネルギーの実現や、再生可能エネルギーの導入を促進するとともに、「くらしのサス活」を通してご入居後のくらしを楽しみながら、省エネルギー行動等の環境貢献に取り組んでいただけるよう、すまいとくらしの両面からカーボンニュートラルの実現を目指しています。
■三井不動産グループのサステナビリティについて
三井不動産グループは、「共生・共存・共創により新たな価値を創出する、そのための挑戦を続ける」という「&マーク」の理念に基づき、「社会的価値の創出」と「経済的価値の創出」を車の両輪ととらえ、社会的価値を創出することが経済的価値の創出につながり、その経済的価値によって更に大きな社会的価値の創出を実現したいと考えています。
2024年4月の新グループ経営理念策定時、「GROUP MATERIALITY(重点的に取り組む課題)」として、「1.産業競争力への貢献」、「2.環境との共生」、「3.健やか・活力」、「4.安全・安心」、「5.ダイバーシティ&インクルージョン」、「6.コンプライアンス・ガバナンス」の6つを特定しました。これらのマテリアリティに本業を通じて取組み、サステナビリティに貢献していきます。
【参考】
・「グループ長期経営方針」
https://www.mitsuifudosan.co.jp/corporate/innovation2030/
・「グループマテリアリティ」
https://www.mitsuifudosan.co.jp/esg_csr/approach/materiality/
■VUILDについて
VUILD株式会社は、デジタルファブリケーション技術を駆使し、建築の設計から部材製造、施工までを一気通貫で手掛ける建築テックスタートアップです。「建築の民主化」をビジョンに掲げ、テクノロジーによる生産プロセスの革新を通じて、環境負荷を低減した次世代建築の普及に取り組んでいます。 本計画の核心となる「曲面シェルスラブ」においては、当社のデジタルファブリケーション技術を用いた特許を有しております。木製型枠の精密加工により、コンクリート量を抑制しながら意匠性の高い空間を実現するこの技術をはじめ、ハード・ソフトの両面からカーボンニュートラルな社会の構築に貢献してまいります。






































