三井不動産は、「共生・共存・共創により新たな価値を創出する、そのための挑戦を続ける」という「&マーク」の理念に基づき、「社会的価値の創出」と「経済的価値の創出」を車の両輪として考え取り組んでいます。社会的価値を創出することが、経済的価値の創出につながり、そして、その創出した経済的価値により、さらに大きな社会的価値の創出につなげていきます。
2024年4月の新グループ経営理念策定時に、マテリアリティ「GROUP MATERIALITY(重点的に取り組む課題)」の策定を行いました。これらのマテリアリティに本業を通じて取り組み、サステナビリティに貢献していきます。
三井不動産は、社会課題の抽出を起点に多様なステークホルダーの観点を踏まえて、6つのマテリアリティを明確化しました。
抽出した24項目に対し、当社グループのステークホルダー(顧客、従業員、株主、行政、NGO、外部評価機関等)の視点で重要性(何に関心を持ち、期待しているか)の評価付け。
抽出した24項目に対し、当社グループを取り巻く外部環境・強み等を踏まえ、当社グループにとっての重要性(当社グループに及ぼす影響・貢献できる度合い)の評価付け。
STEP2の評価を縦軸、STEP3の評価を横軸とし、各課題をマッピング(表2)。
社会視点・当社視点双方を考慮し、当社グループが特に取り組むべき「重要な18項目」を抽出。
重要な社会課題18項目を分類し、各テーマを表現するマテリアリティを策定。社長執行役員が議長を務める経営会議、取締役会長が議長を務める取締役会にてグループマテリアリティについて議論を行い、決定。
マテリアリティの策定に関し多様な背景や専門性を持つ有識者から率直なご意見を頂戴し、マテリアリティの策定に反映しました。