産業デベロッパーとして、
社会の変化を捉えた価値創出と
事業変革に取り組んでまいります。
取締役
専務執行役員(DX担当) 持丸 信彦

グループ長期経営方針「& INNOVATION 2030」において、DXは「産業デベロッパーとして社会の付加価値の創出に貢献」という当社グループの「ありたい姿」を実現するための戦略を支える重要なインフラであると位置付けています。近年、生成AIをはじめとするデジタル技術の進化は、社会や産業構造に大きな変化をもたらしています。当社は、「産業デベロッパー」として、こうした社会・産業構造の変化を的確に捉え、各事業の付加価値向上と新たな事業機会の創出を目指してまいります。
各事業においては、リアルとデジタルを組み合わせながら、多様化するニーズに対応したサービスや体験価値の向上に取り組んでいます。また、これまで構築してきたさまざまなネットワークや顧客基盤を活かし、「場」や「コミュニティ」の提供を通じたデジタルソリューションの創出など、DXによる価値提供に努めます。
生成AI活用については、AIの活用が社会全体に広がるなか、不動産業界においても、AIを介した新たな顧客接点を前提とした事業運営やマーケティングの重要性が高まっていくと考えています。当社グループでは、資料作成や情報整理といった個人業務の効率化に加え、企画立案や分析、意思決定支援など、業務そのものの質を高める領域へ活用を広げています。今後は、人とAIの役割分担を見極めながら、業務プロセスや組織共通業務のあり方を見直すとともに、各事業に蓄積された知見やデータを活かし、お客様への提案やサービス提供の高度化につなげてまいります。AIを単なる効率化ツールにとどめず、事業競争力強化につながる基盤として、活用をさらに推進してまいります。
これらのDX推進を支えるため、安全・安心なデジタル基盤の整備にも取り組んでいます。近年、企業を標的としたサイバー攻撃が高度化・巧妙化するなか、サイバーセキュリティ対策を経営上の重要課題と位置付け、継続的な対策強化を推進しています。また、生成AI活用の拡大に伴うリスクにも適切に対応するため、AI利用ガイドラインの整備や社員教育など、ガバナンス強化にも取り組んでいます。加えて、グループ横断で進めているインフラ・セキュリティ基準の高度化や運用最適化についても、スピード感持って着実に推進しています。
今後も当社グループ一体となって、DXを通じた新たな事業機会の創出と持続的な成長の実現を目指してまいります。
