三井不動産株式会社（本社：東京都中央区所在）は、「名古屋三井ビルディング別館」、「三井ビル駐車場」跡地において開発を推進してまいりましたが、本日、「名古屋三井ビルディング新館（名古屋市中村区名駅南一丁目所在）」が竣工いたしましたので、お知らせいたします。

　本物件は、地上14階、地下1階（最高高さ：約62ｍ）の最新設備を備えたオフィスビルで、オフィスフロアについては、満室での竣工となりました。
　また、今回整備したピロティ空間は、「名古屋三井ビルディング本館（1987年竣工）」のサンクンガーデンと一体的なオープンスペースを形成し、街並みに緑と潤いのある空間を演出いたしました。

　名古屋最大のビジネス街である名駅地区に位置し、名古屋駅にも地下街直結徒歩4分と希少性が高く、利便性の高い立地にあります。

　環境への配慮としては、遮熱・断熱性能の高いLow-E複層ガラス、日除けルーバーを採用し、直射日光による熱負荷を軽減。また、高効率照明器具（省エネ対応蛍光灯）・自動調光が可能な照明システムなどを導入しており、「建築物環境配慮制度（CASBEE）名古屋」では Sクラス評価となります。

　当社は、1959年の名古屋事務所開設以来、中部エリアにおいて、ビルディング事業、「八事パーク・マンション(1978年竣工)」に始まるマンション事業、「三井アウトレットパーク ジャズドリーム長島(2002年オープン)」などの商業施設事業等、幅広い事業展開を行ってまいりました。今後とも、中部エリアの皆様に、豊かさと潤いをもたらす空間の提供を目指し、都市再生、地域再生に取り組んでまいります。

「名古屋三井ビルディング新館」外観

ピロティ空間

「名古屋三井ビルディング新館」の特徴

• 広小路通の起点である笹島交差点に面した視認性の高い立地。
• 名駅地下街と広小路横断地下通路で直結し、雨天時も雨に濡れずにアクセス可能。
• 近年大型開発が進む名駅通の街並みと調和をはかるため、ガラスカーテンウォールを採用。端正な外観デザインと、オフィススペースからの開放的な眺望を実現。
• 総合設計制度の活用により、ビルの足元にゆとりある空間を創出。高さ約10ｍの開放感あふれるピロティ空間は、北側に隣接する「名古屋三井ビルディング本館」のサンクンガーデンと一体的なオープンスペースを形成。さらに建物外周には20本以上の高木を配し、街並みに緑の潤いを提供。
• オフィスフロアは、1フロア約890m²（約270坪）、天井高2,800mm、OAフロア100mm、床荷重500kg/m²（ヘビーデューティーゾーン800kg/m²）を標準とし、各フロアの共用部にリフレッシュコーナーを設置。
• 環境への配慮としては、遮熱・断熱性能の高いLow-E複層ガラス、日除けルーバーを採用し、直射日光による熱負荷を軽減。また、高効率照明器具（省エネ対応蛍光灯）・自動調光が可能な照明システムなどを導入しており、「建築物環境配慮制度（CASBEE）名古屋」では Sクラス評価となります。
• 非接触型ＩＣカードキーシステムの採用や、24時間常駐管理など、充実したセキュリティ性能。

（右）名古屋三井ビルディング新館
（左）名古屋三井ビルディング本館

エントランスホール

オフィスフロア

1.事業概要

建物概要

参考：従前建物概要

1.位置図