東京都環境確保条例「優良特定地球温暖化対策事業所」
新規に3事業所認定
平成24年2月21日 三井不動産株式会社
三井不動産株式会社が所有・運営管理している3事業所は、新規に東京都環境確保条例の「優良特定地球温暖化対策事業所」の認定を受けましたので、お知らせいたします。
認定を受けた事業所のうち、トップレベル事業所として「グラントウキョウノースタワー」(千代田区)の1事業所、準トップレベル事業所として「ゲートシティ大崎」(品川区)、「赤坂Bizタワー」(港区)の2事業所が認定を受けました。今回認定を受けた事業所については、2011年4月からのCO2排出量削減義務率が2分の1に、準トップレベル事業所は4分の3に緩和されます。
「優良特定地球温暖化対策事業所」の認定は、東京都が示した全228の審査項目に対して、取り組み内容が優れた事業所の削減義務率を緩和する制度であり、2011年度で2回目となります。当社が所有・運営管理する事業所については、2010年度に5事業所で認定(トップレベル:3事業所、準トップレベル:2事業所)を受けましたが、2011年度についても運用改善などに取り組んだ結果、新たに3事業所で認定を受けることになりました。
当社は、2010年度の条例適用開始以降、グループの運営管理会社等とともに設備改修や運用改善など、CO2排出量削減対策に取り組んでまいりました。また、昨年は東日本大震災以降に大幅な節電対策が求められ、特に夏場の最大電力抑制対策にも積極的に実施しました。その中で、今回申請した3事業においては、8月に検証機関による審査、9月上旬には東京都へ申請を完了し、申請した3事業所すべてにおいて認定を受けました。
2012年度は、「霞が関ビルディング・東京倶楽部ビルディング」(千代田区)、「新宿三井ビルディング」(新宿区)の2事業所で「優良特定地球温暖化対策事業所」の認定申請を行う予定です。
『 』(アンド・アース)は、三井不動産グループのロゴである「(アンド)マーク」に象徴される「共生・共存」という理念のもと、当社グループの活動が常に地球と共にあることを表現しています。当社グループは、グループ一体となって、豊かで幸福な未来へと繋がる新しい街を、お客様とともに創りだしてまいります。
「(アンド)マーク」の理念とは、これまでの社会の中で対立的に考えられ、とらえられてきた「都市と自然」「経済と文化」「働くことと学ぶこと」といった概念を「あれかこれか」という「or」の形ではなく、「あれもこれも」という形で共生・共存させ、価値観の相克を乗り越えて新たな価値観を創出していくもので、平成3年4月に制定されました。
以上
【計画概要】
トップレベル事業所
「グラントウキョウノースタワー」
所在 | 東京都千代田区丸の内1−9−1 | |
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竣工 | 2007年10月 | |
延床面積 | 171,768m2(全体) | |
主用途 | オフィス、百貨店 | |
事業者 | 東日本旅客鉄道(株)・三井不動産(株) | |
所有形態 | 区分所有 |
準トップレベル事業所
「ゲートシティ大崎」
所在 | 東京都品川区大崎1−11他 | |
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竣工 | 1999年1月 | |
延床面積 | 288,038m2 | |
主用途 | オフィス、店舗 | |
事業者 | 三井不動産(株)他61名 | |
所有形態 | 区分所有(管理組合) |
「赤坂Bizタワー」
所在 | 東京都港区赤坂5−3−1 | |
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竣工 | 2008年1月 | |
延床面積 | 186,866m2 | |
主用途 | オフィス、店舗 | |
事業者 | (株)東京放送ホールディングス | |
所有形態 | 三井不動産(株)丸借転貸 |