• 住まい

EVとマンションの新しいモビリティデザインを「パークタワー東雲」で構築
日本初、日産リーフ車載蓄電池をマンションで活用
〜将来、車載蓄電池のリユースにより、マンションの定置用蓄電池更新コストを低減〜

平成24年9月4日 三井不動産レジデンシャル株式会社、フォーアールエナジー株式会社

 三井不動産レジデンシャル株式会社は、日産自動車株式会社の電気自動車(EV)・日産リーフの車載蓄電池(4台分・定格容量約96kWh)を、「パークタワー東雲(東京都江東区・総戸数585戸)」にて、分譲マンションで初めて定置用蓄電池として活用いたします※1。

 将来、マンションの蓄電池更新時には、フォーアールエナジー株式会社※2が、車載用として使用後も高いリユース性能を保持している車載蓄電池を、マンション用(定置用)に提供する予定です。マンション用の蓄電池は一定期間で更新する必要がありますが、車載用蓄電池のリユース品を活用することで、マンションの蓄電池更新コストの低減を図るとともに、車載蓄電池を最大限使用することによる資源の有効活用、環境負荷低減が期待できます。

【車載蓄電池をマンションで活用するメリット】

  • 将来、車載用として使用後も高い残存容量が想定される日産リーフ用蓄電池をリユースすることで、マンション用として必要な性能を確保しつつ、蓄電池更新コストの低減が期待できます。
  • 車載蓄電池をリサイクルする前にリユースし、マンション用として活用することにより、資源の有効活用および環境負荷低減への貢献が期待できます。

 本マンションは環境負荷低減に寄与する日産リーフを活用した「EVカーシェアリング」、EVの車載蓄電池から、マンションに電力を供給するシステム「Vehicle to Home(V2H)」、「EV充電器」も備えており、「日産リーフ車載蓄電池のリユース」を含め、EVとマンションの新しいモビリティデザインを構築しています。

 また当社独自のアンケート調査によると、電気自動車およびプラグインハイブリット車の購入意向、カーシェアリングの利用意向ともに高い支持を得ており、今後さらにマンションとモビリティの関係が重要になってくると考えております。

(参考)【アンケート結果】

 
電気自動車およびプラグインハイブリット車の購入意向 約40%
カーシェアリングの利用意向 約30%

※調査時期:2012年3月12日〜21日、調査方法:インターネットリサーチ
 調査対象:マクロミルモニター824件(学生を除く20歳以上の男女、世帯年収400万円以上)
 および三井不動産レジデンシャル株式会社の「三井パーソナルID」をご登録していただいて
 いる方365件

 本マンションでは、三井不動産レジデンシャル株式会社のマンションスマート化のビジョン「レジデンシャル スマート」に基づき、本システム以外にも免震構造採用、コミュニティイベント開催など、防災対応、環境対応、コミュニティ活動促進を複合的に実施しています。さらに長期優良住宅認定も取得しています。今後も、サステナブルなすまいとくらしの実現を目指し、スマートで先進的な取り組みを導入すると共に、「すまいとくらしの未来へ」というコーポレートステートメントのもと、上質な住まいの提供と新たな暮らしの提案に努めてまいります。

 『 &EARTH 』(アンド・アース)は、三井不動産グループのロゴである「&(アンド)マーク」に象徴される「共生・共存」という理念のもと、当社グループの活動が常に地球とともにあることを表現しています。当社グループは、グループ一体となって、豊かで幸福な未来へと繋がる新しい街を、お客さまとともに創り出してまいります。

& (アンド)マーク」の理念とは、これまでの社会の中で対立的に考えられ、とらえられてきた「都市と自然」「経済と文化」「働くことと学ぶこと」といった概念を「あれかこれか」という「or」の形ではなく、「あれもこれも」という形で共生・共存させ、価値観の相克を乗り越えて新たな価値観を創出していくもので、平成3年4月に制定されました。

以上

※1. 本マンション新築当初は、日産リーフ用の新品車載蓄電池を導入いたします。
※2. フォーアールエナジー株式会社は、将来のEVに使用された蓄電池の再利用をする事で低炭素社会の実現を
 達成していく事を目標に、 2010年9月に日産自動車株式会社と住友商事株式会社の合弁として設立された会社
 です。

 

【「パークタワー東雲」 物件概要】

所在地 東京都江東区東雲1丁目1番6(地番)
交通 東京臨海高速鉄道 東雲駅 徒歩7分
東京メトロ有楽町線 辰巳駅 徒歩10分
東京メトロ有楽町線 豊洲駅 徒歩16分
事業者 三井不動産レジデンシャル株式会社
敷地面積 7,541.44m2(2,281.28坪)
延床面積 61,418.26m2(18,579.02坪)
構造規模 RC造 地上43階建
総戸数 585戸
専有面積 55.37m2 〜90.35m2
間取り 2LDK〜4LDK
駐車場 325台
設計会社 清水建設株式会社
施工会社 清水建設株式会社
管理会社 三井不動産住宅サービス株式会社
スケジュール 着工
竣工
入居
販売開始
平成23年7月
平成26年1月中旬予定
平成26年4月下旬予定
平成24年10月下旬予定
物件HP http://www.31shinonome.com/


外観完成予想図


位置図