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三井不動産グループの新ホテルブランド
『ザ セレスティンホテルズ』誕生
~滞在そのものが目的となる「デスティネーション型ホテル」~

『ホテル ザ セレスティン京都祇園』2017年9月7日(木)開業
『ホテル ザ セレスティン銀座』2017年10月5日(木)開業

2017年2月3日
三井不動産株式会社
株式会社三井不動産ホテルマネジメント

三井不動産株式会社および株式会社三井不動産ホテルマネジメントは、このたび、新ホテルブランド 『ザ セレスティンホテルズ』を開発し、第1号として『ホテル ザ セレスティン京都祇園』を2017年 9月7日(木)に開業し、続いて『ホテル ザ セレスティン銀座』を2017年10月5日(木)に開業することを決定いたしましたので、お知らせいたします。

当社グループで開発・運営する『ザ セレスティンホテルズ』は、施設の滞在そのものを旅の目的として いただける「デスティネーション型ホテル」を目指します。新規開業する「京都祇園」・「銀座」両ホテルは、2017年 2月3日(金)より宿泊予約の受付を開始いたします。

新ホテルブランドおよび各ホテルの特長

新ホテルブランド『ザ セレスティンホテルズ』

  • 優れた観光資源を有し、地域を象徴する文化・歴史性が深いロケーションにおいて、日本ならではの心配りあるおもてなし、まるで「第2の我が家」のように寛げる空間、その土地ならではの滞在体験を提供

『ホテル ザ セレスティン京都祇園

  • 京都東山エリア・八坂通に面した情緒溢れる閑静な立地、祇園、清水寺、鴨川等も近接
  • 日本の伝統や京の風景を現代に置き換えたデザイン、「東山」「八坂」を冠したコンセプトルーム


ホテル ザ セレスティン京都祇園 外観

『ホテル ザ セレスティン銀座』

  • 銀座のメインストリートに面しながらも、街の喧騒とは対照的なプライベート感のある上質な滞在空間
  • ホテル最上階には、「ひとの温かみを感じていただけるレストラン」を掲げる「Casita(カシータ)」が銀座初出店


ホテル ザ セレスティン銀座 外観

1. 新ホテルブランド開発の背景

(1)事業戦略

当社グループでは、“Creating New Destinations”をホテル・リゾート事業のステートメントとし、事業推進の加速と事業領域の拡充によって、2020年度までにグループ運営ホテルを1万室規模へ成長させる計画を進めています。

一方、これまで、当社グループのホテル事業では、ラグジュアリー領域(外資系有名ホテルブランドの誘致)とアッパーミドル領域(「三井ガーデンホテルズ」等)を中心としておりましたが、ホテル市場の現況や顧客意識の変化を踏まえ、このたび新たにハイクラス領域に新ホテルブランドを展開します。新ホテルブランド『ザ セレスティンホテルズ』が目指す姿は、地域の文化・歴史性を尊重し継承しながらも、日本ならではの心配りの効いたさりげないおもてなしを実現し、宿泊主体型ホテルでありながらもリゾートのように、滞在そのものが目的となるホテル「デスティネーション型ホテル」です。

(2)ブランドの由来

新ホテルブランド『ザ セレスティンホテルズ』の源流は、現在、東京・芝にある「セレスティンホテル」に由来します。「セレスティンホテル」は、旧薩摩藩上屋敷跡地という地域特性を活かし、上質なプライベート感とゲストサービスのこだわりを提供することで、多くのリピーターに愛されてきました。その精神を新ホテルブランドのコンセプトとして継承しながらも、顧客ニーズやホテル市場の変化に対応した新たなブランド価値を創造していきます。

  • 「セレスティンホテル」は、今後大規模なリノベーションを経て、装いも新たに「(仮称)ホテル ザ セレスティン東京芝」として、2017年秋にリブランドオープン予定です。

2. ブランドコンセプト

『ザ セレスティンホテルズ』は、滞在そのものが目的となる「デスティネーション型ホテル」として、以下の3つのブランドコンセプトを掲げています。

(1)「ローカル エクスペリエンス (Local Experience)“この国の、それぞれの土地の、体験を。”」

その地域を象徴するような文化・歴史性が深いロケーションにおいて、地域を尊重し融和させた上質なデザインと、その土地ならではの多様な滞在体験を提供します。

(2) 「プライベート スタイル(Private Style)“自分らしい時間のために、帰る場所。”」

お客さまが「第2の我が家」のように寛いで頂ける、心地よい規模のプライベート空間を創出します。

(3)「パーソナライズド ホスピタリティ (Personalized Hospitality)“お客さまの数だけ、おもてなしがある。”」

お客さま一人ひとりの目線や嗜好に寄り添い、心配りの効いた日本ならではの、さりげないおもてなしを提供します。

3. ブランド名称

ホテルチェーン名称 ザ セレスティンホテルズ
THE CELESTINE HOTELS
ホテル施設名称 ホテル ザ セレスティン京都祇園
HOTEL THE CELESTINE KYOTO GION

ホテル ザ セレスティン銀座
HOTEL THE CELESTINE GINZA

4. ブランドロゴ

新ホテルのブランドロゴは、ブランド名称『ザ セレスティンホテルズ』(THE CELESTINE HOTELS)の“C“の文字をシンボル化し、「丸窓」と「組子紋様」をモチーフにデザインしています。日本の茶室や住まいに見られる、四季折々の風景を写す円形の窓に、伝統的工芸美を組み合わせることで、ブランドコンセプトの「ローカル エクスペリエンス」、「プライベートスタイル」を表わしています。また、ロゴカラーの暖かみある 色は、ブランドコンセプトの「パーソナライズド ホスピタリティ」を表現しています。


ブランドロゴ

5. サービスポリシー

『ザ セレスティンホテルズ』では、「第2の我が家」のように寛いでお過ごしいただけるよう、細やかなサービスの提供を目指して参ります。

  • その土地や街の魅力を愉しむための時間と空間の体験を提供
  • お客さまが「自分らしく」過ごせるための時間と空間と寛ぎの提供

『ザ セレスティンホテルズ』では、「お出迎え」、「チェックイン」、「お部屋へのご案内」、「チェックアウト」、「お見送り」における対応を、専門部署による業務分担を行わず、ひとつの「ゲストエスコートチーム」と 位置づけて、全てのスタッフが対応できる体制といたしました。お客さまとの接点を増やすために「チェックイン」から「お部屋へのご案内」を一人のホテルスタッフが対応します。お客さまとのさりげない会話から、ニーズを察知し応対していくことで、ご滞在中におけるパーソナルなホスピタリティを提供いたします。

6. 今後の予定

名称 開業日
ホテル ザ セレスティン京都祇園 2017年9月7日(木)
ホテル ザ セレスティン銀座 2017年10月5日(木)
(仮称)ホテル ザ セレスティン東京芝 2017年秋 リブランドオープン
  • 2017年春 詳細発表予定

【『ホテル ザ セレスティン京都祇園』概要】

1. 立地

当ホテルは、世界的観光都市京都の中でも、古都の風情が色濃く残る東山地区・八坂通に面した場所に立地し、当該地は歴史遺産型美観地区に指定されています。周辺には、京都を代表する花街・祇園があり料理店が集う一方、国宝を有する京都最古の禅寺建仁寺をはじめ、清水寺、高台寺、八坂神社等の数多くの名刹・古刹や、鴨川、東山山麓の自然にも囲まれた絶好のロケーションとなっております。

2. 開発コンセプト:「東山悠遠(ひがしやまゆうえん)の邸」

京都東山の原風景の中に佇む「東山悠遠の邸」をコンセプトとして開発いたしました。外観デザインは、京都の伝統を映した切妻屋根と、現代建築を調和させた力強いファサードとなっています。外構は、丹波石の石積を基壇とし、アカマツ、ヤマザクラ、イロハモミジ等を配し、東山の原風景と四季折々の移ろいを感じ取れるデザインにしました。

インテリアデザインはSIMPLICITY、造園デザインは荻野寿也景観設計が手がけています。


外観

外観

3. フロア構成

ロビー階および客室階5層の6フロアで構成しており、ロビー階にはラウンジ、中庭、スパ(大浴場)、レストランを設けています。八坂通から一歩奥まった場所に位置したエントランスを抜け、ホテルに入ると高さ約6mの吹き抜けロビー空間が広がります。エントランス横には、坪庭を臨むゲストラウンジがあり、夜はバーとしてご利用いただけます。


ロビー

エントランス

4. 施設詳細

  1. 客室
    総客室数はツインベッドルームを中心に157室とし、うち60m2以上のコンセプトルームを5室設えました。日本の伝統様式や京の歴史・風景を、現代に置き換えてデザインすることを空間美の考え方としています。各客室では、靴を脱ぎゆっくり寛いでいただくスタイルを採用いたしました。インテリアも、アメニティも、ひとつひとつを丁寧に選ぶことを心がけており、こだわりのバスアメニティや、お茶を贅沢に嗜んでいただく茶器をお部屋にご用意しています。

    コンセプトルーム

    「セレスティンデラックス八坂」


    「TEA ROOM」をテーマとする、2室のみの特別な空間。客室にご用意した種類豊富なお茶からお好みの一品をお選びいただき、専門知識を備えたスタッフがふるまう、祇園ならではのおもてなしスタイルを体感いただけます。
    (インテリアデザイン 株式会社SIMPLICITY)

    「セレスティンデラックス東山」


    「月」をテーマとする、最も広いゲストルーム。明るい自然光と和紙越しの淡い光に包まれる空間は繊細なこだわりに溢れ、落ち着いた色調が巧みに組み合わされた特別な空間です。
    (インテリアデザイン 三井デザインテック株式会社)

  2. 客室タイプ
    部屋名称 専有面積 客室数 ベッド幅
    スーペリアダブル 約26m2 5室 1,600mm
    コンフォートダブル 約28~32m2 10室 1,600mm
    スーペリアツイン 約30~35m2 120室 1,200mm
    デラックスツイン 約34~37m2 13室 1,200mm
    セレスティンツイン 約43m2 3室 1,200mm
    セレスティンデラックス八坂 約61m2 2室 1,200mm
    セレスティンデラックス東山 約64~66m2 3室 1,400mm
    アクセシブルツイン 約31m2 1室 1,200mm
  3. スパ(大浴場)
    館内には、やわらかい光の陰影と坪庭を眺め、ゆったり疲れを癒すスパを設けています。坪庭は、人里離れた山奥の涸れ川の跡のように粗く乾いた表情の地に対し、緑の鮮やかなコントラストを表現する造形とすることで浴室の潤いを引き立たせています。



  4. ゲストラウンジ、バー
    宿泊者専用のゲストラウンジでは、お飲み物や、お菓子類などを無料で提供するとともに、京都に関する書籍や雑誌、写真集などもご用意しています。夜はバーとしてご利用いただけます(有料)。



  5. レストラン
    京都祇園で歴史を刻み、地域で愛され続けている名店「八坂圓堂」が出店予定。新たなオリジナルメニューとともにおもてなしいたします。祇園ならではの演舞台が印象的な店内には、天ぷらや寿司を愉しむカウンターを設置。朝食には和洋ブッフェ、夕食にはコース料理をご提供する予定です。



【「ホテル ザ セレスティン京都祇園」施設概要】

開業 2017年9月7日(木)
インテリア設計 三井デザインテック株式会社、株式会社SIMPLICITY
造園設計 荻野寿也景観設計
所在地 京都府京都市東山区大和大路通四条下る4丁目小松町572番地2
交通 阪急京都本線「河原町」駅徒歩12分
京阪本線「祇園四条」駅徒歩10分
客室 157室
付帯施設 レストラン*1、スパ(大浴場)、ゲストラウンジおよびバー

* 1 :株式会社 圓堂 出店予定 (店舗名未定)

宿泊予約

2017年2月3日(金)より予約開始
URL:www.celestinehotels.jp

地図


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【『ホテル ザ セレスティン銀座』概要】

1. 立地

当ホテルは、日本を代表する商業地・銀座のメインストリートの一つである外堀通りに面し、三方向に開けた角地にあるため、 銀座を歩く人の目にとまる、まさに銀座を象徴する場所に開業します。周辺には料飲店舗やブランドショップ、貴金属店等が集まっており、銀座の歴史、伝統、文化、先進性を感じ取れるロケーションです。 また、東京メトロ銀座線、JR山手線をはじめとした各路線とのアクセスも至便な立地です。


エントランス

外観

2. 開発コンセプト: 「華麗なる静謐」

銀座の繁華街の中に位置しながらも凛とした佇まいで、一歩館内に入った瞬間に、街の喧騒から仕切られた結界を感じる、「華麗なる静謐」を開発コンセプトといたしました。
外観は、銀座の街並みに調和しながら、上品かつ存在感を際立たせる総石張りのデザインとなっています。インテリアデザインは、国内外のラグジュアリーホテルを手掛けているHirsch Bedner Associatesが担当。銀座の地に相応しい上質な素材感を大切にした内装に、柔らかく空間を灯す照明を重ねた非日常的な空間と、邸宅のリビングや応接室の様な落ち着いた寛げる空間を演出しています。


ロビー

ホワイエ

EVホール

3. フロア構成

フロアは1階から14階までの14フロアで構成。1階にはロビー、2~13階が客室フロア、14階にレストラン(バーラウンジ)を配しています。

4. 施設詳細

  1. 客室
    客室は天井までのハイサッシを採用した空間的な広がりを特徴としています。格別な時間を演出する“非日常性”と、「第2の我が家」として心から寛げる“安心感”を両立したデザインを採用。木目を活かしたインテリアが落ち着いた雰囲気を演出するスタイリッシュな「スーペリアダブル」、上質を知る大人のカップルをイメージしてしつらえた「スーペリアツイン」を始め、全5カテゴリー、総客室数104室をご用意いたします。


    スーペリアダブル


    ススーペリアツイン

  2. 客室タイプ
    部屋名称 専有面積 客室数 ベッド幅
    スーペリアダブル 約24m2 65室 1,600mm
    スーペリアツイン 約31m2 24室 1,200mm
    セレスティンツイン 約34m2 12室 1,200mm
    セレスティンデラックス 約47m2 2室 1,200mm
    アクセシブル 約24m2 1室 1,600mm
  3. レストラン
    当ホテルの最上階には、東京・青山に本店を構える、高いホスピタリティが話題のイタリアンレストラン「Casita」が、銀座初出店します。ホテルの中のもうひとつの「あたたかい家」をテーマに、ひとの温かみが感じられるダイニングとして、お客さまをおもてなしいたします。銀座の夜景を背に、「Casita」の意味である「おうち」のような温かさを感じるインテリアデザインを採用しており、深夜はバーラウンジとして、「大人の 隠れ家」と呼ぶにふさわしい空間をお愉しみいただけます。本店舗は、カシータグループが展開するレストランの、最上級のフラッグシップとして開業予定です。


    レストラン(バーラウンジ)

【「ホテル ザ セレスティン銀座」 施設概要】

開業 2017年10月5日(木)
建築設計 株式会社日建設計
インテリア設計 Hirsch Bedner Associates
所在地 東京都中央区銀座8丁目101番8、11番地(地番)
交通 JR「新橋」駅徒歩3分
東京メトロ銀座線「新橋」駅徒歩3分
客室 104室
付帯施設 レストランおよびバーラウンジ*2

* 2 :株式会社 サニーテーブル 出店予定 (店舗名未定)

宿泊予約

2017年2月3日(金)より宿泊予約開始
URL:www.celestinehotels.jp

地図