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台湾におけるアウトレットモール事業を加速 台湾南部初進出
「(仮称)三井アウトレットパーク 台南」開発決定
2022年オープン予定

2018年10月2日
三井不動産株式会社

本事業のポイント

  • 台湾における当社3施設目の三井アウトレットパーク、アジアにおける当社9施設目の商業施設
  • 台湾3大都市圏の1つである南部都市圏に当社初進出、台湾3大都市圏すべてでアウトレット事業を展開
  • 新幹線「台南」駅、在来線台湾鉄道沙崙線「沙崙(サルン)」駅前、台湾縦貫高速道路インター至近の交通至便な立地

三井不動産株式会社(所在:東京都中央区、代表取締役社長 菰田正信)は、この度、本事業のプロジェクト会社である「三南奥特莱斯股份有限公司(※)」を通じて、土地管理者である台湾交通部鉄道局と「高速鉄路台南車站特定区事業発展用地開発経営契約」を締結しました。本計画では、台湾で3施設目となる三井アウトレットパーク「(仮称)三井アウトレットパーク 台南」の開発を推進し、着工は2020年、オープンは2022年を予定しております。

本計画地は台湾3大都市圏の1つである南部都市圏に属し、台南市の中心部から南東へ約16km、高雄市の中心部から北へ約41kmに位置します。新幹線「台南」駅、在来線沙崙(サルン)線「沙崙」駅に近接し、高速道路のインターチェンジからのアクセスも良い交通利便性の高い立地です。

南部都市圏は、人口640万人の巨大商圏を有しており、本計画地から車で1時間以内の距離には約600万人が居住しています。また、台南市は、年間2,000万人を超える観光客が訪れる古都の薫りに溢れた都市です。本計画地は、年間利用者が約800万人に上る新幹線「台南」駅に近接するだけでなく、コンベンションセンターや研究所の開発が進められており、さらなる発展が期待されている「スマートグリーンエネルギーサイエンスシティ」計画の中心に位置しています。

また、本施設は、2022年(予定)の第1期開業時には約160店舗、2025年(予定)の第2期開業後は約220店舗規模を想定した、台南市における最大級の本格的アウトレットモールとなります。

幅広いファッション、スポーツブランドに加え、日系飲食店やご当地グルメを堪能できる飲食ゾーン、エンターテインメント施設を導入し、台南・高雄市はもとより、南部都市圏全域の居住者から国内外の観光客まで幅広いお客さまのニーズに応える、一日中楽しめる商業施設を目指しています。

本事業への参画により、当社は台湾3大都市圏(台北都市圏、台中都市圏、南部都市圏)すべてにおいてアウトレット事業を展開することとなります。2016年の開業以降好調な売上を重ねる「三井アウトレットパーク 台湾林口」、2018年12月12日にグランドオープンを迎える予定の「三井アウトレットパーク 台中港」との相乗効果で、より魅力的な商業施設となるよう事業を推進してまいります。また、台湾のみならず、当社グループの国内外合計100を超える商業施設における開発・リーシング・運営により培ったノウハウを最大限に活かしてまいります。


(仮称)三井アウトレットパーク 台南 完成予想イメージパース

物件概要

所在地 台湾 台南市帰仁(キニン)区帰仁大道100号
交通アクセス 台湾縦貫高速道路インターから1.5km(車で約4分) 新幹線「台南」駅、在来線沙崙線「沙崙」駅近接
事業主体 三南奥特莱斯股份有限公司
事業形態 アウトレットモール
敷地面積 約59,000m2
第1期 第2期
延床面積 約60,000m2 約20,000m2
店舗面積 約33,000m2 約12,000m2
建物規模 地上4階 地上4階
店舗数 約160店舗 約60店舗
着工 2020年(予定) 2023年(予定)
開業 2022年(予定) 2025年(予定)

【三井不動産の台湾での事業について】

2016年に設立した現地法人(台湾三井不動産股份有限公司)を投資拠点として、台湾各地で商業施設、ホテル事業および住宅事業の計8物件を推進しています。また、物流施設、複合開発事業などの展開を目指し、今後の更なる事業の拡大をはかります。

主要用途 所在エリア 物件名 オープン・竣工
商業施設 新北市林口区 三井アウトレットパーク 台湾林口 2016年1月
台中市 三井アウトレットパーク 台中港 2018年12月(予定)
台北市南港区 (仮称)三井ショッピングパーク ららぽーと台湾南港 2021年(予定)
台南市 (仮称)三井アウトレットパーク 台南 2022年(予定)
ホテル 台北市大安区 (仮称)忠孝新生ホテル 2020年(予定)
台北市中正区 (仮称)中山忠孝ホテル 2022年(予定)
台北市松山区 (仮称)敦化北路ホテル 2024年(予定)
住宅 新北市三重区 (仮称)三重中興橋プロジェクト 2021年(予定)

【三井不動産の海外戦略について】

当社グループは、グループ長期経営方針「VISION 2025」にて、「グローバルカンパニーへの進化」を掲げており、今後も海外事業の飛躍的な成長を目指しています。これまでに、アメリカ・イギリスの欧米諸国に加え、アジア諸国・地域での事業を展開しています。商業施設事業は、クアラルンプール、台湾でのアウトレット事業、上海、クアラルンプール、台湾でのららぽーと事業を推進しています。また、シンガポール、タイ、マレーシア、インドネシア、フィリピン、中国、台湾で住宅事業を推進しており、拡大する消費を積極的に取り込み、現地に貢献しながら早期に利益を拡大すべく、成長著しいアジアでの事業を積極的に推進しています。

  • 三南奧特萊斯股份有限公司について 当社が本事業の推進のため100%出資し設立したプロジェクト会社

位置図

広域図

中域図

三井不動産のアウトレットパーク一覧(2018年10月2日現在)

三井不動産が海外で展開する商業施設(2018年10月2日現在)

国/地域 物件名 開業年 店舗数
(約)
店舗面積
(約)
中国 杉井アウトレット広場・寧波 【1期】2011年
【2期】2015年
190店舗 39,700m2
(仮称)三井ショッピングパーク
ららぽーと上海金橋
2020年(予定) 200店舗 60,000m2
(仮称)上海蓮花路駅ビル商業施設 2020年(予定) 90店舗 16,500m2
台湾 三井アウトレットパーク台湾林口 2016年 220店舗 45,000m2
三井アウトレットパーク台中港 2018年12月(予定) 170店舗 35,000m2
(仮称) 三井ショッピングパーク
ららぽーと台湾南港
2021年(予定) 250店舗 70,000m2
(仮称)三井アウトレットパーク台南 【1期】2022年(予定) 160店舗 33,000m2
【2期】2025年(予定) 60店舗 11,500m2
マレーシア 三井アウトレットパーク
クアラルンプール国際空港セパン
【1期】2015年 130店舗 24,000m2
【2期】2018年(予定) 60店舗 9,900m2
【3期】2021年(予定) 60店舗 10,100m2
(仮称)三井ショッピングパーク
ららぽーとクアラルンプール
2021年(予定) 300店舗 82,600m2
合計 9物件 1,890店舗 437,300 m2