• 街づくり(複合施設)
  • オフィス
  • ショッピングセンター
  • ホテル
  • 住まい
  • スポーツ

東京都が募集する「築地地区まちづくり事業」の事業予定者に選定

2024年4月22日
三井不動産株式会社
トヨタ不動産株式会社
株式会社読売新聞グループ本社

三井不動産株式会社(本社:東京都中央区、代表取締役社長:植田俊)を代表企業として、トヨタ不動産株式会社(東京本社:東京都千代田区、代表取締役社長:山村知秀)、株式会社読売新聞グループ本社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:山口寿一)などの11社が構成企業として参画するコンソーシアムは、2024年4月19日、東京都が募集する「築地地区まちづくり事業」(以下「本事業」)の事業予定者に選定されました。

東京都民の資産である築地市場跡地において、東京の国際競争力を高め、都民から愛されるとともに、世界中から人々が集まるまちづくりに取り組んでまいります。

本事業の提案内容に関しては本リリースとあわせて東京都都市整備局HPをご覧ください。

URL: https://www.toshiseibi.metro.tokyo.lg.jp/bosai/toshi_saisei/saisei08.html


全体鳥観図(イメージパース)

構成企業

事業会社※ 三井不動産株式会社(代表企業)
トヨタ不動産株式会社
株式会社読売新聞グループ本社
建設 鹿島建設株式会社、清水建設株式会社、大成建設株式会社、株式会社竹中工務店
設計 株式会社日建設計、パシフィックコンサルタンツ株式会社
協力 株式会社朝日新聞社、トヨタ自動車株式会社

※開発・運営責任を負う企業

【全体計画概要】

■計画のポイント

  • 5万人収容の大規模集客・交流施設(マルチスタジアム)を中心に、健康長寿社会に向けた「ウェルネスイノベーション」「食・体験・にぎわい」「迎賓・ホスピタリティ」の3つの主要機能を導入し、東京の国際競争力を強化
  • 日本が世界に誇る食や文化・芸術を継承・発展させ、築地の歴史と特性を生かした観光都市としての東京の魅力を向上
  • 浜離宮恩賜庭園や隅田川といった周辺資源を生かした合計約10ha の都内有数のオープンスペースを整備し、こどもからお年寄りまで多くの人が集い、寛ぎ、様々なアクティビティを楽しめる空間を整備
  • 陸・海・空のモビリティが乗り入れ可能な広域交通結節点を整備し、築地場外市場と連動したにぎわいと交流を促進
  • 最先端の環境技術を活用したカーボンニュートラルの達成、多様な環境配慮の取り組み
    <風の道、太陽光発電、緑化(緑被率約40%)、水素ステーション、バイオガス発電等>

■基本事項

所在地 東京都中央区築地五丁目及び築地六丁目各地内
活用都有地面積 約19万m2
総延床面積 約117万m2
総事業費 約9,000億円 
開業時期 2030年代前半以降(一部施設は29年度に先行開業)
主要建物 大規模集客・交流施設(マルチスタジアム)、ライフサイエンス・商業複合棟、MICE・ホテル・レジデンス棟、舟運・シアターホール複合棟など合計9棟
陸・海・空を結ぶ次世代型交通拠点
  • 東京駅と臨海部を結ぶ臨海地下鉄の新駅、首都高晴海線出口と接続
  • 空飛ぶクルマの実用化を見据えたポート
  • 隅田川沿いに、観光・通勤の舟運ネットワークの拠点となる舟運施設
  • 次世代モビリティやバス、タクシー等が乗り入れる交通ターミナル


陸・海・空のモビリティが乗り入れ可能な広域交通結節点(イメージパース)

【配棟計画】


イメージ図

(1)大規模集客・交流施設(マルチスタジアム)

世界屈指の可変性と多機能性を備えた約5万人(用途に応じて2万~5万7000席に可変)収容の屋内全天候型施設

<超可変性>
可動席と仮設席を活用し、用途に応じてフィールドと客席が形を変え、スタジアム、アリーナ、劇場、展示場へと専用化する超多機能施設(想定イベント:ラグビー、野球、サッカー、バスケットボール、eスポーツ、MICE、音楽ライブ、コンサート、演劇等)

<本物の臨場感と高揚感>
場面転換によって最適な観戦・体験環境を整え、最先端のデジタル 技術と音響・演出装置によって、最高の臨場感、高揚感、没入感を提供

<迎賓・ホスピタリティ>
多様なVIPルーム、国内最大規模のラウンジによるワールドクラスの迎賓機能

<ユニバーサル>
性別、年齢、障がいの有無を問わない「感動体験の共有」を基本理念に、多数の常設車イス席、視覚・聴覚障がい者向け音声・文字情報サービス、センサリールーム、クールダウン室等を導入

(2) ライフサイエンス・商業複合棟

最先端の技術と知が結集する「ライフサイエンスコミュニティ中核拠点」
バイオテクノロジー・ヘルスケア産業の強化に向け、国立がん研究センター等の医療機関に近接し、霞が関に集積する行政機関とのアクセス性も高い立地特性を活かし、人的交流機会や高度人材・情報の集積を促すイノベーション・プラットフォームを構築

<主要機能>
先端研究開発、インキュベーション、ライフサイエンスラボ&オフィス、共創ラウンジ、商業

(3) MICE・ホテル・レジデンス棟

国際水準の多様なニーズに対応するMICE施設(メインホール、バンケット、大中小会議室、ホワイエ等)、上質な大規模ホテル、短~中期滞在拠点として利用可能な居住機能

(4) 舟運・シアターホール複合棟

日本の食で世界を魅了するフードホール、食に関する研究機能を持つフードラボ、文化・芸術の感動を共有するシアターホール(収容人数約1,200 人)、舟運待合機能等

(5)(6)ホテル棟

浜離宮恩賜庭園の日本的景観を取り込み、国賓やVIPの迎え入れが可能な世界トップクラスの宿泊滞在機能

(7) レジデンス棟

世界のエグゼクティブや高度人材等を受け入れる滞在・居住機能

(8) オフィス・レジデンス棟

中長期の滞在ニーズに応えるハイグレードな居住機能、オフィス

(9) オフィス棟

多様な働き方等、様々なニーズに対応するシェアオフィスを含むオフィス、商業機能


隅田川沿いのオープンスペース(イメージパース)

大規模集客・交流施設の場面転換のイメージパース

ラグビー、アメリカンフットボール、サッカー


野球、ソフトボール

コンサート

展示場

【位置図】

本リリースは、現時点での東京都に提案した概要を記載したものであり、今後内容が変更される可能性があることをご了承ください。