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タイ バンコクで分譲住宅事業を拡大
新たに3プロジェクト(計約2,100戸)に参画

2016年9月27日
三井不動産株式会社
三井不動産レジデンシャル株式会社

本事業のポイント

  • 新規3プロジェクト(計約2,100戸)に参画
  • 当社のタイでの分譲住宅の実績は、計12物件(約10,100戸)(今回の3プロジェクト含む)
  • タイでの第1号分譲住宅が2016年10月に竣工予定

三井不動産株式会社は、三井不動産レジデンシャル株式会社との共同出資会社「MITSUI FUDOSAN (ASIA) PTE. LTD.」(三井不動産アジア、所在地:シンガポール)を通じて、タイの首都バンコクでの分譲住宅事業をさらに拡大するため、タイの有力な住宅デベロッパー「アナンダ社」との強固なパートナーシップを発揮し、新たに3物件(計約2,100戸)の分譲住宅につき2016年10月より販売を開始することといたしました。本3物件の参画をもって、当社グループのバンコクでの分譲住宅事業は合計12物件、戸数は約10,100戸となります。

この度新たに事業参画を決定した3物件は、バンコク中心部ペッチャブリ地区、バンコク南東部バンチャック地区、ウドムスク地区に位置し、最寄りのMRT(地下鉄)またはBTS(高架鉄道)から徒歩4分以内と交通利便性に優れております。いずれも2016年末から2017年初頭にかけて着工、2018年の竣工を予定しております。

また、「アナンダ社」との共同事業の第1号物件である「アイデオQチュラサムヤーン」が2016年10月に竣工をむかえます。同物件はオフィス街の中心であるシーロム・サトーンエリアに隣接し、その立地の優位性、先進的な外観デザイン、充実した共用部計画などによりマーケットから評価いただき、全1,600戸につきほぼ完売いたしました。


Ideo Mobi Asoke

Ideo Sukhumvit 93


Ideo Mobi Sukhumvit 66

Ideo Mobi Asoke:37階建507戸(予定)

旧日本大使館が所在していたペッチャブリエリアに位置しており、近年高層コンドミニアムの開発が盛んなエリアとして知られています。MRT(地下鉄)「ペッチャブリ」駅から徒歩4分と交通利便性に優れ、加えてエアポートリンク(鉄道)「マッカサン」駅(本物件から徒歩7分)からスワンナプーム国際空港までダイレクトでアクセスが可能です。スカイプールやジムなど多数の共用施設を設け、高い居住性能を図ります。

Ideo Sukhumvit 93:35階建1,332戸(予定)

バンコク南東部バンチャック地区に位置し、周辺には多くの飲食施設や商業施設があり、またBTS(高架鉄道)「バンチャック」駅から徒歩2分に立地するなど生活利便性に優れています。商品企画は約14,200m2の敷地を活かしたランドスケープデザイン、大規模なプール・バスケットボールコートなどの共用施設により、高い居住性能と生活利便性を実現します。

Ideo Mobi Sukhumvit 66:28階建298戸(予定)

バンコク南東部ウドムスクに位置し、大規模商業施設バンコクモール(未開業)やバンコク国際展示場をはじめとした開発の進展により、将来性が注目される立地です。BTS「ウドムスク」駅から1分という圧倒的な交通利便性を活かすとともに、共用部計画(スカイプール、屋上庭園等)により優れた居住性を図ります。

バンコクの不動産マーケットは長期間安定的に成長を続けてきており、中間所得層の人口が増加していることから強い住宅需要が見込まれています。共同事業者である「アナンダ社」と計12物件、合計約10,100戸のマンション事業を推進中で、いずれも好調に進捗しております。当社は、これまで日本国内やシンガポールをはじめとしたアジアで培ってきた住宅開発・マーケティングなどのノウハウを最大限に活かし、アナンダ社と共同で開発事業を推進してまいります。

当社グループは海外事業を成長分野の一つに位置付け、2015年5月に公表した2017年度までのグループ中長期経営計画「イノベーション2017ステージⅡ」では、2015~2017年の3か年で欧米・アジアにおいて約5,500億円の投資を行うことを表明し、現在順調に進捗しています。
 東南アジアにおける住宅開発ではシンガポールの40年に渡る開発に加え、タイ(12物件)、マレーシア(3物件)、インドネシア(2物件)の事業に参画しています。また商業施設では2015年5月に「三井アウトレットパーク クアラルンプール国際空港 セパン」を開業し、クアラルンプールにて「(仮称)ららぽーとクアラルンプール」を事業推進しているなど、アジアで旺盛な住宅需要および拡大する消費を積極的に取り込み、現地に貢献しながら早期に利益を拡大すべく、積極的に事業を推進しています。その他アジアでは中国における住宅開発、「杉井アウトレット広場・寧波」(中国・2011年開業)、「三井アウトレットパーク台湾林口」(台湾・2016年開業)、「(仮称)三井アウトレットパーク台湾台中港」(台湾・2018年開業予定)などのプロジェクトを展開しており、事業が拡大しています。

  • アナンダ社について
    • 1999年に設立され、2012年12月にタイ証券取引所に上場したタイの有力住宅デベロッパー。
    • 傘下に住宅管理会社、仲介会社、建設会社を持ち独自のバリューチェーンを構築しており、また、潜在顧客を会員とした会員組織も運営。
    • 快適な都心居住のライフスタイルをメディアを通じて提案し、都心の駅から近い物件に注力している。
    • 時価総額約414億円(2016年9月時点)、売上高約331億円(2015年)。(1タイバーツ:3.0円)
【計画概要(予定)】

Ideo Mobi Asoke(アイデオ モビ アソーク)

所在地 タイ バンコク フアイクアン区 バンカビ ペッチャブリ
交通 MRT「ペッチャブリ」駅  徒歩4分
敷地面積 4,253m2
延床面積 35,615m2
専有面積 18,987m2
規模 地上37階建
戸数 507戸
スケジュール
(予定)
2016年10月 販売開始
2016年12月 建物着工
2018年 建物竣工

Ideo Sukhumvit 93(アイデオ スクンビット 93)

所在地 タイ バンコク プラカナン区 バンチャック
交通 BTS「バンチャック」駅 徒歩2分
敷地面積 14,238m2
延床面積 85,291m2
専有面積 49,329m2
規模 地上35階建
戸数 1,332戸
スケジュール
(予定)
2016年10月 販売開始
2017年1月 建物着工
2018年 建物竣工

Ideo Mobi Sukhumvit 66(アイデオ モビ スクンビット 66)

所在地 タイ バンコク バンナー区 バンナー
交通 BTS「ウドムスク」駅 徒歩1分
敷地面積 3,456m2
延床面積 28,347m2
専有面積 15,585m2
規模 地上28階建
戸数 298戸
スケジュール
(予定)
2016年10月 販売開始
2017年1月 建物着工
2018年 建物竣工

【位置図】


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【当社が東南アジアで推進中の分譲住宅事業一覧(分譲済みの住宅事業は除く)】

計画地 物件名 着工 竣工
(予定)
共同事業者
タイバンコク アイデオQチュラサムヤーン 2014 2016 アナンダ
タイバンコク アシュトン・アソーク 2015 2017 アナンダ
タイバンコク アイデオQサイアム・ラチャテウィ 2015 2017 アナンダ
タイバンコク アシュトン・チュラシーロム 2015 2018 アナンダ
タイバンコク Qチットロムペッチャブリ 2016 2017 アナンダ
タイバンコク アイデオバンスーグランドインターチェンジ 2016 2017 アナンダ
タイバンコク アイデオタープラインターチェンジ 2016 2017 アナンダ
タイバンコク アイデオO2 2016 2018 アナンダ
タイバンコク アシュトンシーロム 2016 2018 アナンダ
シンガポール ネイザンスイーツ 2010 2014 ホンリョン
シンガポール バートレーリッジ 2013 2016 ホンリョン
シンガポール ブラウンストーン 2015 2017 ホンリョン
シンガポール クライテリオン 2015 2018 ホンリョン
シンガポール フォレスト ウッド 2016 2019 ホンリョン
マレーシア
クアラルンプール
ザ・ミューズ 2014 2017 E&O
マレーシア
プタリンジャヤ
ジオ・レジデンス 2014 2017 サンウェイ
マレーシア
クアラルンプール
コンレイプレイス 2016 2020 E&O
インドネシア
ジャカルタ
チトラレイクスイーツ 2016 2018 チプトラレジデンス
インドネシア
タンゲラン
チトララヤエコポリス 2013 2024 チプトラレジデンス