安全・安心な街づくり

安全・安心を守るための防災・BCPへの取り組み

三井不動産グループが運営するビル、施設の従業員およびテナント企業、来場者の安全・安心を守るために、防災訓練や講習、BCP(事業継続計画)に関する取り組みを推進しています。

災害対応体制

三井不動産グループは従業員やテナント、お客さまの安全を守るため、災害対策マニュアルやBCP(事業継続計画)を策定し、災害発生に備えています。

三井不動産では、専用の「災害対策本部室」を「三井二号館」(東京都中央区)および「銀座6丁目-SQUARE」(東京都中央区)に常設し、非常用発電設備(約72時間運転可能)を併設しています。

大規模地震が発生したときなどには、社長を最高責任者とする「緊急対策本部」を設置して対応します。また夜間・休日の発災に備えて、社員による夜間・休日の宿日直を実施しており、迅速に緊急対策本部を立ち上げる体制としています。社員の安否状況や各物件の被災状況の確認を行うとともに、グループ会社と連携し、災害対応を行う体制を取っています。

災害対策本部室(三井二号館)
災害対策本部室(三井二号館)
危機管理センター(銀座6丁目-SQUARE)
災害対策本部室(三井二号館)

ビルの防災・BCP

東日本大震災以降に高まったテナント企業の安全・安心、事業継続計画(BCP)に対するニーズに応えて、非常時の対応、平常時の備えを強化し、新築ビル・既存ビルともに防災・BCPに関する取り組みを推進しています。

防災・BCPの取り組み例

三井不動産総合防災訓練

三井不動産グループでは、災害対策マニュアルや事業継続計画(BCP)に基づく訓練等を行っています。大規模地震への全社対応訓練としてグループ会社やテナントと連携した共同総合防災訓練を年2回、9月1日(防災の日)と3月11日を中心に実施しています。

「新宿三井ビルディング」(東京都新宿区)テナント共同総合防災訓練
「新宿三井ビルディング」(東京都新宿区)テナント共同総合防災訓練
防災技能社内競技大会(テキュリンピック!)

2017年11月20日に「西麻布三井ビルディング」(東京都港区)において防災技能社内競技大会を開催しました。設備・警備の技術・技能と有事の対応力を向上させるために選抜された8チームが消火・救命救助と消火栓の操法を競いました。

優勝したゲートシティ大崎チーム
優勝したゲートシティ大崎チーム

商業施設の防災・BCP

三井不動産グループが展開する商業施設では、全施設統一の災害マニュアルを整備し、災害時の初動における顧客の避難誘導方法を周知徹底するなど、実践的な取り組みを強化するとともに、設備面の防災対策も進めています。

全社災害対策訓練徒歩参集訓練

三井不動産の各商業施設を運営する三井不動産商業マネジメントと三井不動産商業施設本部との災害時の連繋を確認する全社災害対策訓練を年に2回行っています。

2018年2月の訓練には約100人の社員が参加し、徒歩による参集訓練や災害時の対応要員として必要な訓練を実施しました。

訓練風景
訓練風景
全社員が受ける「防災道場」のプログラム

2017年に「東京ミッドタウン」(東京都港区)に設置された訓練施設「防災道場」では、全社員が3日間にわたり合計8時間のプログラムを受講しています。一人ひとりが実践的なシミュレーション訓練を体験することにより、火災・救急・救助を含めた災害対応スキルを身につけることが目的です。

防災道場入口
防災道場入口
講義風景
講義風景
訓練の様子
訓練の様子

クイズやワークショップで地域住民に防災を啓蒙

2018年2月17日より、三井不動産グループと行政等・消防組織等が連携した防災啓発イベント「第7回 &EARTH 災害に負けない知識を学ぼう!~防災スタンプラリー~」を首都圏の「ららぽーと」ほか10カ所の商業施設で開催しました。商業施設という場所を活かしご家族で参加できるクイズやワークショップ、スタンプラリーを通じて、楽しみながら防災を学べるイベントは大盛況でした。

サバイバルキッチン
サバイバルキッチン
家具転倒防止
家具転倒防止
AEDのレクチャー
AEDのレクチャー

物流施設(MFLP)の防災・BCP

三井不動産が運営する大型物流施設「三井不動産ロジスティクスパーク」(MFLP)では、さまざまな取り組みによりBCP対策の強化に努めています。

「三井不動産ロジスティクスパーク」の主な防災・BCP対策

  • 免震構造

    建物の基礎部分に特殊なゴム層などを入れて地盤と絶縁し、大規模な地震の際にも建物の被害を最小限に抑える。

  • 非常用発電

    停電時だけでなく、万一の震災や火災の発生時にも、共用部や事務所エリアの照明などをバックアップする非常用発電機を設置。

  • 災害ベンダー

    災害発生時に飲料を無料で提供する機能を持つ自動販売機を設置。

  • 防災備蓄庫

    マルチテナント型倉庫に防災備蓄品を設置(物件により1日~3日分の備え置き)。

  • 監視カメラ(ITV)による遠隔監視

    災害対策本部などから現場の状況を把握できる監視カメラを設置。

MFLP茨木
「MFLP茨木」
MFLP稲沢
「MFLP稲沢」

ホテルの防災・BCP

ホテル事業では、運営するすべてのホテルにおいてエレベーターの耐震性確保、非常用発電機の24時間稼働確保、総合監視システム(各ホテル-本社間)の導入等によるBCP対策を行っています。

救命講習を社員に実施

AED(自動体外式除細動器)による救命講習を社員に実施し、普通救命講習の資格を取得したスタッフを配置することで、万一の際に突然心停止からの蘇生率を高める対策を施しています。

AED(自動体外式除細動器)設置写真
AED(自動体外式除細動器)設置写真

地域や社会とともに取り組む防災

三井不動産グループはビルや施設の中だけでなく、周辺地域の防災を強化し、エリアに住む方々、働く方々の防災に対する意識を高めるために、さまざまな活動を行っています。

地域が一体となって参加した日本橋体験型防災訓練

三井不動産と一般社団法人日本橋室町エリアマネジメントは中央区の協力を受けて、2018年3月1日~3月7日の「春の火災予防運動週間」に合わせて日本橋エリアで防災訓練を実施しました。

今回の訓練は、地元の小学生や日本橋エリアの事業者・就業者・地域住民約1,200人が一体となり、日本橋の街をあげて開催する大規模なものとなりました。VRやARを駆使した災害体験型訓練や大規模地震の体感型防災アトラクションを実施した他、大規模地震発生時のデータを元にしたシミュレーター「地震ザブトン」、救助・救護・応急手当・搬送訓練、かつお節の老舗「にんべん」による約200食分の炊き出し等、さまざまなプログラムにより防災意識の向上をはかりました。

日本橋体験型防災訓練の当日の様子
日本橋体験型防災訓練の当日の様子
日本橋体験型防災訓練の当日の様子
日本橋体験型防災訓練の当日の様子
「熊本地震調査報告書」を関係省庁や大学に配布

当社では阪神・淡路大震災以降、震度6以上の大地震に対して全棟調査を行っています。

2016年に発生した熊本地震では被災地に建つ1,263棟を、延べ1,600人余りで調査し、その結果を調査報告書にまとめました。全壊・半壊ゼロで一部破損がわずか10棟という結果は、当社住宅の優れた耐震性を証明するものです。2017年2月に発行した報告書を関係省庁や大学に配布して、震災の情報として共有しました。

ICTを活用した防災高度化の実証実験を開始

2018年1月、三井不動産はシスコシステムズ合同会社と東京・日本橋エリアの安心・安全な街づくりをめざす「日本橋室町エリア防災高度化実行委員会」を立ち上げ、ICTを活用した防災サービスに関する実証実験を開始しました。

災害発生時にICTを活用し、施設の被災状況や来街者・在街者の避難状況を迅速に把握、避難誘導や帰宅困難者受け入れの最適化支援に役立てることが目的です。

ICTを活用した防災高度化の実証実験を開始

IoTデータ利活用による安心・安全かつ魅力的な街づくり

日本橋安心・安全の実現に向けたICT/IoT活用のイメージ

日本橋安心・安全の実現に向けたICT/IoT活用のイメージ